映画レビュー 27 [獣電戦隊キョウリュウジャー VS ゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ]


映画レビュー第 27 回は [獣電戦隊キョウリュウジャー VS ゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ] です。

今回はゴーバスターズとキョウリュウジャーに加えて、恐竜つながりの戦隊としてジュウレンジャーとアバレンジャーも登場します。
恐竜ネタって、初めてじゃないんですね。ちょっと調べてみると、けっこういい感じでカブってるような……。気のせいでしょうか (笑)

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。

さてレビューに移りますが、キョウリュウジャーもいよいよ最終回が近い、ということでほぼフルスペックの状態でストーリーが展開されていきます。
ゴーバスターズのメンバーも、懐かしいですね。
映画のポスターや公式ホームページを見れば分かるかと思いますが、本編の最終回で消えてしまった陣マサトもバッチリ登場しますね。余韻に浸ることなく消えてしまった人なので、余計に「おぉ~っ、陣さん!!」なんて感動してしまいました。森の管理人 J も、久し振りです。
そんなことよりもイエローバスターのヨーコちゃん、何だか大人の女性になっていたので、そっちの方がビックリだったかもしれません。

そして本編はと言うと、謎のティラノサウルスが現れ、主人公たちに謎の警告をするところから始まります。
「はて、なんのこと?」と思いきや、大事な仲間が殺されることに…… (汗)
さらにキョウリュウジャーのメンバーは洗脳されてヤンキーモードに突入 (笑) ポスターに写る、黒い服に身を包んでいる例のアレですが、何だか面白い。
それ以外にも前作ゴーバスターズの敵であるエンターとエスケイプが立ちはだかったり、キョウリュウジャーに変身できなくなってしまったりと、畳み込むようにストーリーが展開していきます。

そう言えば、私もすっかり忘れていましたが、レッドバスターのヒロムは鳥がダメでしたね。指パッチンする鳥さん、どうなることやら (笑) そしてゴリサキとウサダは……出番なし!?

終盤にあるお約束のロボット戦 (?) では、赤いティラノサウルスが 3 体揃います。
「凄い!」というより、3 体並ぶと時代を感じてしまいますね。それも見どころでしょうか (笑)
「ガブティラ、よくできてるなぁ~」なんて思いました。

また、エンディングテーマのときのダンスはメンバーも豪華で、振り付けはゴーバスターズとのミックス。「あの人たちがあれを踊るの!?」という感じで、ホント見どころたっぷりでした。

そして最後に登場した「烈車戦隊トッキュウジャー」の 5 人、なかなか面白かったです。
列車じゃなくて “烈” 車なんですね。とにかく列車ネタが盛りだくさんでした。
「出発進行!!」のかけ声でバトルがスタートしたり、「駆け込み乗車はおやめください!!」と言って敵グループを足止めしたり (笑) 思わず笑ってしまいました。
そしてこのトッキュウジャーですが、今回はレッド、ブルーなどではなく 1 号、2 号となっています。理由はすぐ分かると思いますのでここでは伏せますが、かなり斬新な試みに「ほぇ~っ!!」と思わせられること間違いなしです。

と言うことで、適度に懐かしの戦隊が混じりながら、まさかの展開もあり。そしてゴーバスターズファンも納得の作品となっていますので、ぜひ見てください!

★ 今回のポイント ★
・何と、大事な仲間が殺されてしまう
・主人公たちが、ヤンキーモードに突入。悪行を尽くす
・恐竜つながりの戦隊が揃う
・変身できなくなって、大ピンチ!!
・次の戦隊は、カラーや何かの名前ではなく、数字で呼び合うようになっている
 (レッド、ブルーと呼べない理由は、テレビを見てください)

[獣電戦隊キョウリュウジャー VS ゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ]
■ 監督: 坂本浩一
■ 出演: 竜星涼、鈴木勝大、望月祏多、西興一朗、陳内将
■ 配給:東映

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