映画レビュー第 64 回は [デッドプール] です。
少し前に [スーサイド・スクワッド] と一緒に買った Blu-ray、ようやく見終わりました。
(すごく偏った買い物だな……)
この映画、R-15 (15 歳未満は見ちゃダメ) と書いてあるだけあって、確かに残虐な表現がたくさん盛り込まれていました。血が飛び散り、首がスパッと切られ……という感じです。
(それだけではなく、オトナのシーンも盛り込まれていますけどね)
そう言えば、天津飯の腕がナッパに切られたのを見たときは、子どもなりにかなりのショックだったことを覚えています (古)
という訳で、いつものマーベル作品とは違った面白さが味わえます。
では、レビューに行きましょう!
※ 予告編以上のネタバレは、書かないよう考慮しています。
※ この予告動画に残虐な表現はありません。
これから幸せな生活を送ろうとしていた矢先に末期がんと診断された、今作の主人公ウェイド。
そんな絶望のどん底に落ちてしまった彼に「がんを治すだけでなく、素晴らしい力も与える」と、男が言い寄る。
怪しいと思いつつも、その男に身を任せたウェイド。
結果、得たのは不死身の体。
しかし、それと引き換えに全身がただれてしまい、誰にも見せられないくらい醜い顔へと変貌してしまった……。
「その醜い顔を治せる」と言ったフランシスという男を探すため、赤いコスチュームに身を包み、フランシスと関係のある人物たちを襲撃していきます。
そう。
完全に自分の話であって、誰かを助けるだとか、街を守るだとかのヒーロー要素はありません (笑)
作品のノリも、軽~い感じが織り交ざっています。
とは言え、不死身の体だけに強さ (しぶとさ?) だけはホンモノ。
これがマーベルきっての無責任ヒーローと呼ばれる理由ですね。
もうひとつ言うとこの作品、実は X-MEN シリーズなのです。
今回は X-MEN から、主人公とは対象的でクソ真面目なコロッサスが登場 (笑)
このふたりがどう絡んでいくのかも見どころです!
「もう、どうなっても知らんがな」
とか言わず、ぜひ見てほしいと思います。
こんなヒーローもアリですよ!
★ 今回のポイント ★
・世界を救う、なんて要素はまったくない!
・実は X-MEN シリーズ
・他作品をイジりまくり
[デッドプール]
■ 監督: ティム・ミラー
■ 出演: ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、エド・スクライン
■ 配給: 20 世紀フォックス