映画レビュー第 75 回。
サム・ライミ版スパイダーマン 3 部作を見終わったあとは、もちろん [ヴェノム] ですね!
スパイダーマン 3 で登場したときには、そこまでくわしく取り上げられていなかったキャラなので、これは嬉しい作品です。
とは言っても、スパイダーマンの “ス” の字も出てこないので、そちらを期待している場合は「あれれ~?」と思うかもしれません。ストーリーがつながっているというよりは、良いも悪いもパラレルワールドの完全新作として見た方がいいかもですね。
それでは、レビューに進みましょう!
※ 予告編以上のネタバレは、書かないよう考慮しています。
スパイダーマン 3 で登場したヴェノムが、スピンオフで返ってきました!
メインストーリー (ここではスパイダーマンシリーズ) があって、そこに出ていた悪役が主人公。
そういう、ちょっと珍しい映画です。
さて、最初に少し書きましたが、今回は別にスパイダーマンが出てくるわけではありません。完全に単独作品として見ることができますので、「スパイダーマンシリーズ、全然見てないよ」という人でも問題なし!
(大人の事情で、スパイダーマンから独立させた……のかも?)
とは言え、黒い手? をスパイダーウェブのように使うあたりではスパイダーマンを思い出しますし、スパイダーマンのようなアクションを期待してしまいますけどね。
また、自分に寄生しているヴェノムと (楽しく) 話している姿を見ると、ジャービスやフライデーと話すアイアンマンも思い出します。どこかほほえましいのは何故だろう?
ちなみに、スパイダーマン 3 のときは「なんでこのキャラ (シンビオート) は地球に現れたんだろう?」という疑問がありました。今回は、そういったことも解決……されるといいですね (笑)
果たしてヴェノムは何をするために現れたのか?
なぜヒトに寄生しようとするのか?
人類にとって、敵か? それとも味方か? (味方なわけないって? (笑))
本編が 95 分くらいしかないので、ぜひカジュアルな気持ちで見てもらえたらと思います!
(残り 20 分はスタッフロールです)
★ 今回のポイント ★
・完全に単独作品として見られる
・正体も目的も不明。この生命体は一体何なのか?
・本編が約 95 分と、とてもカジュアルな作品
[ヴェノム]
■ 監督: ルーベン・フライシャー
■ 出演: トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、ジェニー・スレイト、ほか
■ 配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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