映画レビュー 82 [X-MEN: ファイナル ディシジョン]


映画レビュー第 82 回は [X-MEN: ファイナル ディシジョン] です。

いわゆる X-MEN オリジナル 3 部作のラスト、のようです。
抗争にケリがつくのか、落ち着くのかは分かりませんが、いったんはラストを迎えるはずですね。

それでは 3 作目、レビューに行ってみましょう!

※ ネタバレは極力書かないよう考慮しています。


1 作目もそうでしたが、105 分というスケールだと「今から家で見ちゃおうかな」という感じで気軽に見られますね。120 分、つまり “2 時間” を越えると心理的ハードルが上がる気がしました。知らんけど。

さて、上にある公式の動画を見ても内容がサッパリ分からないかと思いますので (笑)
少しだけあらすじを書きますね。

「ミュータントは単なる病気にすぎない。ですが、我々は “キュア” (治療薬) を得た」
突如、ワージントン研究所にてそのような発表が行われた。
これを聞いたミュータントたちからは、「病気ではない!」という怒りや「治してほしい!」という願いなど、さまざまな思いが沸き上がった。そのなかでマグニートーは次のようにミュータントたちに問いかけ、立ち上がる。
「『治療は任意だ』と言うものの、人間は必ず強制してくる。戦うか、虐殺されるのを待つか?」

こうして、マグニートーは再びどころか、みたび人間に牙をむきます。
マグニートーの思いは終始一貫していて、ミュータント側から見れば正義の味方。スーパーヒーローです。
 (憎めないのは、人間側につくミュータント勢のボス、チャールズと何だかんだで仲良しなところ)
今度こそマグニートーの思いは成就するのか? また阻止されるのか? それとも?
という感じです。

今回面白いのは、治療してほしいミュータントもたくさんいるということ。
しかしそれらのほとんどは、人間社会で差別されることなく生きていくため。
あくまで人間がマジョリティーだという発想の中での出来事です。
こんな状況で、人間とミュータントが平和に共存できるときは来るのか?

そして劇中では、まさに「えーっ! そうなっちゃうの?」の連続です!
ぜひ心して見てください。

あと、前回の記事で「あれ?」と思って書きましたが、この最終作でようやく “X-MEN” という言葉が出てきました。かなり引っ張ったな (笑)

★ 今回のポイント ★
・マグニートー、もうカッコよすぎ!
・さりげなく動画に映っているが、死んだはずのジーン・グレイがなぜここに?
・3 作のなかではアクションシーンが多め

[X-MEN: ファイナル ディシジョン]
■ 監督: ブレット・ラトナー
■ 出演: ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ハル・ベリー、ケルシー・グラマー、ファムケ・ヤンセン、ほか
■ 配給: 20 世紀フォックス

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