みなさんは、車にドライブレコーダーを付けていますか?
ドライブレコーダー (車載カメラ) とは、運転中の映像を撮影し続けてくれるビデオカメラで、事故に巻き込まれた際には「動かぬ証拠」として強い味方になると言われています。

私の家では、この 5 月に車を買い換えましたが、その機会に付けてもらいました。
ロジテックの [LVR-SD100BK] です。

そこで、ドライブレコーダーの認識について、みなさんには絶対に気を付けてもらいたいことがあります。

事故に巻き込まれたとき、
「自分が付けていなくても、相手が付けていたら大丈夫じゃないの?」
と思われるかたが多いかと思うのですが、これは大きな間違いです!!

私のイトコによる実話なのですが、あるとき、交差点で信号無視のタクシーに横から激突されたそうです。
ですが何と、タクシーの運転手は自分の非を認めなかった。完全に信号無視なのに。
しかし!　そのタクシーにはドライブレコーダーが付いていました。
「よし!」と思ったイトコは、「ドライブレコーダーの映像を警察に見せれば、どちらが悪いか分かるから、今すぐ出せ!」と言いました。
そのあと、タクシーの運転手は何と言ったか……。

「機械の調子が悪くて録画できていなかったから、出せない」

何じゃそりゃ?　ハァ?　ですよね。
ですが、確かに映像を提出する義務はありません。そうでなくても、その場でメモリースティックを踏みつぶされたり、食べられたり (笑) したら終わりです。

最終的に、この事件はタクシー会社が折れたらしいのですが、認めさせるまで数か月かかったそうです……。

このことからも分かるとおり、
「相手にドライブレコーダーが付いていても、自分を正当化する証拠にはならない」
ということです。

事故に遭った際、こんな嫌な思いをしないよう、ドライブレコーダーは付けておいたほうがいいでしょう。