私が新しい物事に手を付けるとき、必ず行ってしまう壮絶な作業。極限リサーチ……。
今回マウスを買おうと思った原因は、会社で使っていたロジクール社の有線マウス [Mouse M500] の左クリックが、勝手にダブルクリックになるという怪奇現象が増えてきたことでした。
ウィンドウをドラッグしようとすると、最大化されたり、ドラッグが勝手に終わったり。ファイルを選択するつもりが起動していたり……。もうとにかく「ヘルプミー状態」でした。
とりあえず、何から固めていくかを考えました。
結果、まずはメーカーを決めることに決定。
ここは王道になってしまいますが、マウスメーカーの二大巨頭であるマイクロソフト社とロジクール社のどちらかにする! と決めました。
国内メーカーも考えたのですが、あまりに種類が多すぎて挫折 (笑) 私が悪かったです……。
次に、有線か無線か。
個人的に、無線デバイスはあまり好きではありません。「電池はいつまで持つかなぁ」と気になる (気にする) のが嫌なのです。なので、有線マウスで良かったのですが、上記 2 社のラインナップを見ていると、有線マウスの少ないこと少ないこと。
「もう時代には逆らえないな」
と観念し、無線に決めました。最近は、電池寿命も半年以上は当たり前。なかには 3 年なんて長いものまで登場しているようで、もう気にしなくてもいいのかな、と思いました。
続いて、Bluetooth か否か。
会社の PC にBluetooth が内蔵されていればよかったのですが、当然のように内蔵されていません。また、Bluetooth のマウスはどうも種類が少ないんですね……。ノート PC であれば、メリットがあったかもしれませんが、USB 端子のあふれているデスクトップなので、今回は Bluetooth をやめました。
そして、マウスの大きさ。
これまで使ってきた [Mouse M500] (←ホントにそんな名前でいいのか) は、かなり大きめのマウスでした。自分で言うのも何ですが、私の手はデカいので、「手のひらがマウスの背中に当たるくらい大きいものでないと、手が疲れてしまうだろう」と思っていたからです。
しかし、それは「かぶせ持ち」の人の場合であって、私のような指先だけでマウスを持つような「つまみ持ち」には、無意味どころか逆に疲れるという結果でした。今まで何の修行をしていたのか……。
そんな訳で、そこまで大きくなく、小さすぎないもの。つまり、ミドルサイズのものにしようと決めました。
そろそろ、大事な予算を。
マウスとは言え、上を見ればキリがないので、ひとまず 5,000 円までと決めました。ホントを言えば、ただボンビーなだけなんですけどね (泣) かと言って、2,000 円を切るマウスも逆に対象外としました。やはり値段は正直ですから、最低限は払うことにします。
あと、個人的なこだわりとして、指紋が目立たないもの。
つまり、カラーがブラックで、かつボディーがツルツルしているマウスは避けました。店頭でいくつか触ったのですが、これらの条件を満たすマウスは、どれもベッタベタでした。家で使うのならまだ良いのですが、会社で使うマウスなので、ほかの人にも気分よく使ってもらえるようにしておきたかったのです。
もうひとつは、当たり前のようですが、左右のボタンがあること。
一応会社で使うので、つまらないレベルの誤動作や、仕事効率が明らかに落ちそうな事態だけは避けたいところです。
現時点で、かなり面倒な道のりになっていますが、大丈夫でしょうか (汗) あと少しで決まります!
さて、ここまでで生き残ったマウス 4 種を並べてみましょう。
・マイクロソフト社 [Wireless Mouse 5000]
悪くはなかったのですが、少しボディーが大きく感じました。
あと、電池寿命が 8 か月と短かったのが残念かな……。
とは言え、両サイドにあるボタンは非常に良かったです。
・マイクロソフト社 [Explorer Touch Mouse]
カラー良し、大きさ良し。電池寿命も 1 年半と問題なし。
そしてホイールの代わりである「タッチストリップ」が付いている点。新しいもの好きな私にはたまりませんでした (笑) とにかく目を引くマウスなので、会社でもいいネタになりそうです。
・ロジクール社 [Wireless Mouse M510]
これは特に問題なかったのですが、何となくデザインが古い……。それに尽きました。直観的な話だけですいません (汗)
・ロジクール社 [Zone Touch Mouse t400]
なかなか良かったのですが、仕事に支障をきたしそうなくらいボタンが固い。普通にクリックするだけでも、今までの力加減では反応してくれません。もったいないですね。
あとは、マウスに自然に手を添えただけでも、中央のタッチゾーンに人差し指が当たってしまうこと。上記の [Explorer Touch Mouse] よりもゾーンの幅が広いせいで、誤動作の原因になってしまうとは残念。
と言うことで、非常に長旅でしたが、これらの道のりから [Explorer Touch Mouse] に決まったのでした。メンドクサッ!!