映画レビュー 73 [スパイダーマン 2 (サム・ライミ版)]


映画レビュー第 72 回の続きで、第 73 回はサム・ライミ監督の [スパイダーマン 2] です。

前回のレビューでも書きましたが、予定通り次の週末に見ました。もう気になって気になって仕方なかったのですが、大人なので週末までガマンしました (笑)
満を持して見る映画は最高ですね!

ということで、レビューに進みましょう。

※ ネタバレは極力書かないよう考慮しています。



私が 1 週間ガマンしている間に、前作から 2 年も経っていた……。
軽快に街の事件を解決しながら、一方でどんどん学業がおろそかになっていくという、ある種の大学生あるあるを体現している主人公ピーター。とても身近な感じがします。
ピザの宅配を間に合わせるという、とても分かりやすいミッションにも挑戦。ビルとビルの間をスパイダーウェブで飛び回っていくんでしょう! そして、すんなり宅配できるわけはないんでしょう! みたいな。

一見、スパイダーマン生活を楽しんでいるかに見えるピーター。しかし、スパイダーマンである限り、平和な生活が訪れることは……ない。
自分の進路を真剣に考えます。このままスパイダーマンを続ける? それとも?
こういったことも大学生の悩みですね。ちょっと超人的な選択肢ですが。

そんなピーターをさらに苦しめる新しい敵。
正体を隠すヒーローならではの不自由さ。
そして、進路を迫られるピーター。一般人に戻れるのか? 戻って幸せなのか?

この先は映画を見てほしいのですが、
最後にひとつだけ、私の心にガツンと響いた言葉を紹介しておきます。

「ときに正義のためには毅然として大事な物もあきらめないと。たとえ夢でさえ」

本当に大事なものは何なのかを考えさせられる、とても深い言葉でした。

★ 今回のポイント ★
・ヒーローでなくとも、心に刻んでおきたい言葉が聞ける
・前作に続き、なぜかは分からないが、全体を通してとても温かい気持ちになれる
・マジでやっちゃうのかよww という衝撃のラスト

[スパイダーマン 2]
■ 監督: サム・ライミ
■ 出演: トビー・マグワイア、アルフレッド・モリーナ、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、ほか
■ 配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、コロンビア ピクチャーズ

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