映画レビュー 31 [アメイジング・スパイダーマン 2]


映画レビュー第 31 回は [アメイジング・スパイダーマン 2] です。
 (前作のレビューはこちら → [アメイジング・スパイダーマン])

ついに来ました、アメイジング・スパイダーマンの続編ですね!

前作を見ていなくても楽しめそうですが、前作はスパイダーマンになるところからの話なので、見ておいたほうが愛着が大きいかと思います。
前作のトラウマ (心の呪縛) も持った状態で始まりますので、ストーリーもつかみやすいでしょう。

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



今回も凄かったです! もちろん、3D 映像での空中アクション!
もの凄い高低差からのジャンプ、そしてクモの糸を使ったトリッキーな高速方向転換に振り子移動。
高速移動を利用した超協力な攻撃!
それに加えて、主人公のジョークたっぷりなセリフ。
表現が難しいですが、マーベル作品のなかでもかなりの実力を持ったヒーローであることは間違いないのですが、何となくかわいいんですよね~。
また、子どもみたいに「もし自分がスパイダーマンになったら」という想像をするだけでも、凄く楽しい気分になります。
そのあたりがスパイダーマンの魅力なんだろうな~、なんて思ったりします。

さて今作の見どころですが、これはやはり電気を操る敵とのバトルではないでしょうか。
「クモ男 VS 電気男」というだけでも、何だかドキドキしてきますよね。
下手にクモの糸をからめてしまうと感電しちゃうんじゃないの!?
な~んて心配をしてしまったり (笑)
まさにクモの糸が使えない状況。そのなかで、スパイダーマンはどのように戦っていくのか!?
そのあたりが見どころだと思います。
あと、電気はカミナリのような帯状で「バチバチッ!」と発生するのですが、これが 3D との相性バッチリ!!
3D が向いているのは「高低差の表現だけ」だと思っていましたが、間違いでした。
正直、これは新しい発見です (笑)
私も 3D をナメていたようです……。まだまだ可能性はありそうですね。

そう言えば話は変わりますが、劇中で SONY の VAIO が何度も登場していたのが、何だか切なかったです。
 (もう買えないじゃん……。映画の制作時は、まだあったんでしょうね)

また、ここでは詳しく書きませんが、ラスト近くでかなり驚きの展開があります。
気が付くと、私の口は 10 秒くらい開いていました (笑)
「えっ!? あ……、あぁ…………。ええーっ!?」
という感じです。
何じゃそりゃ? と思われるかもしれませんが、ホントにそうなると思います (笑)
ぜひ、お楽しみに (笑)

と言うことで、爽快なスパイダーアクションと、主人公とヒロインの気になるその後を見られるのはもちろん、3D 表現の新しい可能性を感じることもできるこの作品。
「3D 映画って高いだけで見る意味ないよね~」と思われているかたには、ぜひ 3D で見てもらいたいです。
「おおっ! 3D やっぱり凄いなぁ!!」と、きっと思ってもらえるはずです!
思ってもらいたい、という私の願望も込めて……。

★ 今回のポイント ★
・冴えない男が、まさかの大変身
・街中の電気を操れる敵。そして、電気による圧倒的な攻撃力 (かみなり状の電気が、3D ではすごい立体感!)
・高速アクションからの超スローモーション
・何と言っても、糸を使った空中での高速移動と方向転換
・ヒョロッとした体形からは想像できないくらいのパワフルなアクション (ギャップ)
・逃げるだけの存在ではなく、生身でありながら一緒に戦うヒロイン
・「ピシュッ」という音を聞いただけで「スパイダーマンが来てくれた!」と分かるくらい、インパクトを植え付けられる SE (効果音)

[アメイジング・スパイダーマン 2]
■ 監督: マーク・ウェブ
■ 出演: アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン
■ 配給: コロンビア映画

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