映画レビュー 26 [仮面ライダー × 仮面ライダー 鎧武 & ウィザード 天下分け目の戦国 MOVIE 大合戦]


映画レビュー第 26 回は [仮面ライダー × 仮面ライダー 鎧武 & ウィザード 天下分け目の戦国 MOVIE 大合戦] です。
ホント、タイトル長っ (笑)

今回は、ウィザードの真の最終回と、鎧武の初映画ですね。
変身できなくなったビーストは? コヨミは? まとまっていないアーマードライダー (鎧武に登場するライダー) たちはどうやって協力することになるの? などなど、見どころ満載です!

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。

ちなみに今回、はじめて前売り券を買いました。
何か得するの? という疑問があるかたも多いと思いますので、書いておきますね。

まず料金ですが、大人が 1,800 円から 1,300 円、子どもが 1,000 円から 800 円になるので、単純に料金が安くなります。この時点ではお金を払っただけなので、見に行く日や時間、座席は決まっていません。そして好きな日に行って、料金の代わりにその券を提示することで、通常通りに座席を決めることができます。
さらに、券を買うことで特典が付いていることもあります! 今回はすごろくが付いていました。
なので、映画に行くことが決まっているのであれば、買わない理由はないですね。
ただし前売り券を買いに映画館に行く必要がありますので、それが許せるならという感じでしょうか。
とは言っても、映画館に行くと、ほかの映画の割引券が置いてあったりしますので、意外と得することが多いという印象でした。
私はもちろん、次回から買うことにしました!

それではまずウィザード編ですが、こちらはまず主要キャストが出てくるだけで懐かしく、そして嬉しいですね (笑) 「プレーンシュガー」一択も微笑ましいです。
そして理由は書きませんが、変身できなくなったビーストも変身しちゃいます。さらに、もう指輪を持っていないから変身できないはずのインフィニティースタイルにもなっちゃいます。そしてそして、死んでしまったヒロインのコヨミも登場します! という感じで、できなくなってしまったことがすべて解放されている点が爽快でした!
これだけでも、かなりの見どころではないでしょうか。
あとは、死んでしまったコヨミへの思いをどうするのか……。これは、ぜひ実際に見てもらいたいと思います。

次に鎧武編では、あるキッカケから次元の裂け目に入り、戦国時代のようなところに迷い込んでしまいます。そこでは、なぜか過去の仮面ライダーを武神とあがめて、ライダー軍同士の合戦が繰り広げられています。懐かしのライダー満載です (笑) 大人の理由で仕方ないですが、個人的にはフォーゼの声が違うことが残念でした。ですが、賢吾くんが出ていたことで、少し興奮してしまいました (笑)
またそこでは、鎧武とウリふたつの武神鎧武というライダーが存在し、ライダーを吸い込んでしまう怪人と一緒に戦場を荒らしています。
そんななか、イエヤスの軍勢に参加することになるのですが、そこでは「犠牲を出してまで、なぜ戦うのか」という議論になります。詳しくは映画を見てもらいたいのですが、イエヤスが戦う理由を改めて聞くと、何だかジーンときますね。イエヤスもヒーローだなぁ、と思いました。

そして最後はもちろん、好き勝手に暴れている武神鎧武、ライダーを吸い込んでしまう怪人と戦うことになります。
おなじみとなった、過去のライダーの力を得るところも必見ですね。CM でチラ見せしているアレです。ホント「そうきたか!」という感じでしたが、CM を見ただけではピンと来なかったです。これはビックリするのではないでしょうか。
あと感じたこととして、前作まではラストバトルは CG 全開でぶっ飛んでいましたが、今回はほぼ実写がメインのバトルだったので、展開が理解しやすかったように思えます。

最後に、エンディングではテレビでお披露目していない要素がサプライズで出てきますので、忘れずに見てくださいね。

と言うことで、ウィザードの最後の雄姿と、アーマードライダーの共闘、ぜひ見てもらいたいと思います!

★ 今回のポイント ★
・TV 編でできなくなってしまったことが、できるようになっている
・ライダーを次々に吸い込んでしまう怪人
・家臣がやられていくなか、それでも戦国武将が戦う理由を確認する
・思想のバラバラなアーマードライダーが協力することになる

[仮面ライダー X 仮面ライダー 鎧武 & ウィザード 天下分け目の戦国 MOVIE 大合戦]
■ 監督: 田﨑竜太
■ 出演: 佐野岳、小林豊、志田友美、白石隼也、奥仲麻琴、永瀬匡
■ 配給:東映

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