映画レビュー 28 [マイティ・ソー / ダーク・ワールド]


映画レビュー第 28 回は [マイティ・ソー / ダーク・ワールド] です。

アベンジャーズプロジェクトの最新作で、[アイアンマン 3] 以来の作品。そして、前作 [マイティ・ソー] の続編にもなりますね。
ホント、待ってました!! って感じです。
何と言っても、アベンジャーズでの戦いの後、自分たちの世界に帰ったソーとロキが描かれています。これはもう、見るしかないですよね。

それにしても最近、「3D 字幕」での上映が減ってきました……。
私は「3D 字幕」派なので、いつもそれを探して見に行くのですが、最近は「2D 字幕」か「3D 日本語吹替」ばかりがスケジューリングされています。そして「3D 字幕」はと言えば、そもそも上映していなかったり、終電越えで帰宅できない時間帯だったりと、かなり不遇 (汗)
大丈夫でしょうか……。

さて、気を取り直してレビューを書いていきますね。

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



マイティ・ソーの魅力と言えば、その名のとおりに凄まじい怪力と、ムジョルニアというハンマー。今回も、見た目からは想像もつかないパワーでハンマーを振り回し、暴れまくるシーンは爽快です!
また、このハンマーは「来い!」と言えば (思えば) 必ずソーの手元に戻ってくるようになっているため、ガンガン投げつけて戦うのですが、それがまたカッコいい。ソーがピンチになったときも、手を伸ばすだけで、敵を蹴散らしながら飛んで帰ってきます。
とは言え、今回のソーはあまり雷神という感じがなかったのが残念ポイントです。一撃の破壊力はかなり感じましたけどね。

そして忘れてはいけないのが、義弟のロキ。
アベンジャーズでの敵役でもありましたが、何とも言えない魅力があります。実は、ソーよりロキの方が好きだというかたも多いのではないでしょうか。
持った能力も、ソーとは反対に魔力が強いようで、幻覚を見せていろんなダマしを入れてきます。
それだけでもストーリーがかき乱されるのに、ソーと協力して戦うことになるため、さらに深く楽しめる内容になっています。

それ以外にも、今回は空間転移という面白い概念が入っていました。
投げたムジョルニアがフッと消えたと思いきや、別のところから出てきたり、いろんな方向に「相手をぶっ飛ばしては転移」をくり返しながら戦ったりと、終始ダイナミックな内容。
非常にパワフルですが、まぁ CM でも流れていた、ソーとロキにビンタをするヒロイン (普通の人間) が一番強いのかもしれませんけど (笑)

あと、星条旗デザインのコスチュームを着たあのヒーローが一瞬出ていましたので、お見逃しなく~って、見逃さないとは思いますが。

また、今作もスタッフロールの後に少しだけ続編を思わせるカットが流れるのですが、何と映画が始まる前に「スタッフロールの後も見てくださいね」的な文字が表示されます (笑) 大丈夫、見ますって (爆)

と言うことで、圧倒的なパワーに幻術と空間転移が加わった今作、ぜひ見て下さい!!

★ 今回のポイント ★
・圧倒的なパワーで敵と戦う主人公
・前作の悪役と協力して戦う。いつ裏切られるかのハラハラ感がたまらない
・幻術を使って相手に幻覚を見せる。それを見ている視聴者も、どれが本当なのか分からなくなってくる
・空間転移を織り交ぜた、ダイナミックな戦い
・「3D 字幕」での上映がかなり減ってきている (3D 字幕派のかたは、早めに行くべし!)

[マイティ・ソー / ダーク・ワールド]
■ 監督: アラン・テイラー
■ 出演: クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、クリストファー・エクルストン
■ 配給: ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

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