映画レビュー 35 [劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯!]


映画レビュー第 35 回は [劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯!] です。

今年もバッチリ、[なんばパークスシネマ] での舞台挨拶付きの上映に行ってきました!
もう個人的に、夏の恒例行事みたいになってきちゃいました。
今年は [あべのアポロシネマ] での舞台挨拶がなく、割増料金のなんば (泣)
なぜかと言うと、あべの以外 (なんばと梅田) ではチケットの販売が [チケットぴあ] を通されるので、手数料をガバッと取られちゃう訳です。
あべのでは直接販売のため、割増されなかったので好きだったんですが……。

では舞台挨拶の雰囲気と、本編のレビューに行ってみましょう。

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



今回の舞台挨拶は、何だかすごく豪華でした!
もちろんオレンジの佐野岳くんにバナナの小林豊くん。
ブドウであり、ファブリーズの CM でも有名な高杉真宙くん。
クルミの松田岳くんに、ドングリの松田凌くんという、松田コンビ。
そして今回のストーリーのキーとなる田中偉登くん。
何と、6 人の豪華メンバーです!
えっ、ヒロインとメロンがいない? まぁまぁ (笑)
そしてひとりずつ挨拶が始まります。

オレンジの佐野くんは、劇中のイメージそのままですね! 明るく快活な感じで、本当に葛葉紘汰がスクリーンから出てきちゃった、そんな印象を受けました。見るからにスポーツ万能な雰囲気もあり、好感度グングンアップです (笑) ちなみに、テレビ放送で見たことのある服装だったので、何だかうれしかったです。

バナナの小林くんは、超シリアスな役とは正反対の明るい性格。ムードメーカー的な感じでした。そして何と、運動オンチなことを正式表明 ((笑) テレビでもサッカーボールを空振りしていましたし、言われてみればテレビでも生身のアクションを見たことがないような……。

ブドウの高杉くんは「黒ミッチです」なんて自己紹介していましたが、毒気ゼロですね (笑) 何だかまだ寝起きみたいなテンションもあってか、これまた役とは正反対! どうやったらあんな悪役を演じられるの~!? という感じでした。こういうギャップが、舞台挨拶では面白いんですよね。

クルミの松田岳くんは、役柄としてはけっこうヤンチャな雰囲気を持っているのですが、どうやら前の人の挨拶とほぼ同じことを言ってしまったことに気づき、ケタケタと自分でウケていました (笑) う~ん、これまた役と正反対!! これからは、もっとクルミを応援しよう、そんな気になれました。

ドングリの松田凌くんは、おそらく誰よりもド緊張していました (笑) ガッチガチで挨拶している姿に、ついつい「がんばれ!」と心の中で応援している自分。また、劇中でいつも掛けているメガネを掛けていなかったので、印象がまったく違いましたね。劇中では弱虫役ですが、きっと正反対なんだろうな……、とか思ったり。

あとは、謎の少年役として映画に出演する田中くん。
映画の上映前に舞台挨拶をするので、そのときはどんな役なのかも分からないまま、「初めまして状態」で聞いていました。ゴメンナサイ (汗) でも、ブドウの高杉くんと仲良しだということが思いきり納得できるくらい、これまたほわ~んとした感じのかたでした。平和だ (笑)

そんな 6 名様でした。
ちなみにいつも舞台挨拶では、声援の大きさで世間の人気度を知るのですが、今回はオレンジとバナナ、ブドウとクルミの 4 名が、ほぼ同じ (黄色い) 声援の大きさでした。なるほど確かに、クルミの松田岳くんもカッコいいもんな~。
佐野岳、松田岳、松田凌で、「名前のややこしい 3 人」とチャカされていたのが印象的です (笑)

そして舞台挨拶の時間も終わろうとした頃、バナナの小林くんが「せっかくだから、来たときと反対側から出よう!」と提案。
何と私は出口の真横、つまり一番端の席で、しかも通路の次の列 (通路が E 列と F 列の間で、私は G 列) に座っていましたので、
「えっ、ここから出るの!? 1 メートル前を歩いていくの!?」
と興奮状態。
そうこうしているうちに、みなさんがゾロゾロと歩いてきました!
「さ、ささ、佐野くんが来た!」
そう思った瞬間、手を伸ばしている自分 (笑)
『パチン!』
何と、オレンジの佐野くんが左手タッチをしてくれました! そのあと 1 秒、バッチリ目も合わせてくれましたよ! ひぃぃぃ~。
そこで意識が飛びかけてしまい、バナナの小林くんやクルミの松田岳くんをスルーしてしまうというミス! 一緒にいた娘も、目の前の小林くんや松田岳くんを見て「うわぁ~!」と言っていました。そりゃビックリでしょうね (笑)
ブドウの高杉くんもスルーしてしまったのですが、手を大きく振ってみたところ、出口を出る寸前のところ (私との距離は 3m ほど) で立ち止まり、私に向けて両手を振ってくれました。もちろん、目もバッチリ合わせてくれました。体感で 2~3 秒くらいと、少しこちらが照れるくらいの長さ (笑) すごいゼイタクだ……。

いやぁ、いい舞台挨拶でしたよ (泣) 人生の運を使い果たしたかも……。
今回得たことは、出入口付近の席は当たりだということでしょうか。最前列よりもおいしいかもしれません。私のように意識さえ飛ばなければ、全員とタッチできたと思います (笑)

長くなりましたが、本編のレビューに移りますね。

今作は、なぜかサッカーさえ知らないという少年と出会うところから始まります。
その少年が消えたかと思えば、主人公はダンスではなくサッカーが大人気となっているパラレルワールドに入ってしまいます。
戦いではなく、サッカーという競技で勝敗を決する世界ですね。
サッカーの試合中に変身しても OK という、限りなく反則に近いような試合ですが (笑)
そして「サッカー+バナナ」と言えば、もうお分かりでしょうか。あのシュートしかないですよね。

また、パラレルはワールドだけではありません。
テレビ本編では禁断の果実ですが、今作では「黄金の果実」をめぐって争うことになります。
もうひとつの果実と呼ばれる、この黄金の果実。
あらゆる願いがかなえられるものらしいです。

さらに、予告編にも登場していますが、ついに来ました「リンゴアームズ」ですよ!!
 (リンゴアームズだという名前ではありませんが、どう見てもリンゴ!)
ウチの子もずっと「リンゴアームズは出てこないね」と言っていたのですが、まさかの映画用だったとは (笑)
しかも、片岡愛之助さんときました。
劇中で誰かをにらむ表情が、完全に歌舞伎を思わせる表情! ホント、かっこいいのひと言です。ちょいちょい歌舞伎テイストが入っているので、面白い役だなぁ~と思いました。
愛之助さんが別の番組で、「この役は喜んでお受けしました。歌舞伎関係のものを見たときに、「あっ、仮面ライダーに出てた人!」と気づいてもらえたら本望です。」というようなことを言われていました。何とも、すごいかたです。

また何と、テレビ本編で死んだはずのキャラクターも続々登場。
これはパラレルワールドの醍醐味ですね。少しニヤリとしてしまいます。
また今回はチームバロンのペコも変身するので、バロンは全員ライダーになります。
これについては、クルミの松田岳くんが舞台挨拶で喜んでいました (笑)

そして平和なのもつかの間、やはりライダー同士の争いが始まります。
次々と倒れ、消えていくライダー。
なぜ戦うことになってしまったのか?
この世界はどこなのか?
そもそも黄金の果実とは何なのか?
リンゴアームズの目的は?
サッカーさえも知らなかった、謎の少年の正体は?
全アーマードライダー出陣。よく見ると 11 人いますが、この数はやっぱり? (笑)

そんな見どころが満載の映画。ぜひ、見てほしいと思います。
愛之助さんの表情は必見ですよ!

★ 今回のポイント ★
・やはり、舞台挨拶は興奮する (笑)
・パラレルワールドとパラレルな果実
・死んだはずのキャラクターが登場
・歌舞伎テイストがちょいちょい盛り込まれた敵キャラクター
・ワールドカップの年だけに、サッカーの要素を含めた演出
・全員のロックシードを付け替えながら戦うので、夢の組み合わせが満載

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[劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯!]
■ 監督: 金田治
■ 出演: 佐野岳、小林豊、高杉真宙、久保田悠来、志田友美、田中偉登、片岡愛之助
■ 配給: 東映

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