映画レビュー 5 [ハルク]


映画レビュー第 5 回は、[ハルク] です。
[アベンジャーズ] がもうすぐ始まるので、関連映画を見ておこうの会です (笑)

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。

この作品は、キャプテン・アメリカやアイアンマンのような、変身して悪に立ち向かうといった王道ヒーロー映画ではありません。あくまで、親子の複雑な関係や、強大な力を手にしたことなどで苦悩する、主人公の人間ドラマです。


なので、爽快さと感動を期待して見ると、「あれ?」と思われるかもしれません。ちなみに、ヒーローらしさを前面に出した「インクレディブル・ハルク」という作品が後に制作されているので、ヒーロー映画が見たいという方は、そちらをオススメします。
ですが、マーベルのファンだという方は、この「ハルク」も見ておいて損はありません。
この映画で表現されている、ハルクの強さと繊細さは、素晴らしいです!

ちなみにこの作品では、アニメのコマ割りを思わせるような演出「マルチ・イメージ」が取り入れられています。面白い手法だと思いますので、ぜひそこにも注意しながら見てもらいたいと思います。

★ 今回のポイント ★
・科学者が超人に変身するというギャップ
・また、ハルクに変身した後も、大暴れしながら悲しい顔を見せるというギャップ
・自分の意志とは無関係に、大きな怒りを覚えた時、変身する
・あっという間に傷が治るくらいの、強力な再生能力
・戦車を軽々と持ち上げるくらいの、圧倒的な力
・コミックのコマ割りを思わせるような、場面転換の手法「マルチ・イメージ」
(文章では説明しづらいので、ぜひ映画を見てください)

[ハルク]
■ 監督: アン・リー
■ 出演: エリック・バナ、ジェニファー・コネリー、サム・エリオット、ニック・ノルティ
■ 配給: ユニバーサル・ピクチャーズ

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