映画レビュー 38 [仮面ライダー × 仮面ライダー ドライブ & 鎧武 MOVIE 大戦フルスロットル]


映画レビュー第 38 回は [仮面ライダー × 仮面ライダー ドライブ & 鎧武 MOVIE 大戦フルスロットル] です。
何だか、比率的に特撮系の映画レビューが多いですが、気にしない気にしない (汗)

今回も例年と大枠は同じで、鎧武編はテレビの最終話からの続き。そしてドライブ編はオリジナルのストーリーが展開され、最後は互いのストーリーがミックスします。
何だか「最終回のその後」という言葉に弱い私 (笑) ついつい見たくなります。

それではレビューに行きましょう!

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



まずは鎧武編。
宇宙の荒れ果てた惑星で新しい世界を創り始めていたスーパーサイヤ……ではなく紘汰と舞。その前に、突然メガヘクスと名乗る謎の生命体が現れます。
圧倒的な力を見せるメガへクスは紘汰を圧倒し、記憶を解析。地球の存在を知るやいなや、地球へと向かいます。
メガヘクスによる侵略を阻止するため、追いかけるように紘汰は再び地球に戻ることになる、という感じでストーリーは始まります。
紘汰たちが宇宙にいることによって、話も宇宙規模になってしまいましたね。
また地球では、紘汰を除いて変身できるのはミッチこと光実 (みつざね) しかいません。
メガへクスは、紘汰の記憶を基にメカ黒影 (マツボックリアームズ) などを自在に生み出し、ミッチを苦しめますが、そこで久々にミッチの頭が冴え渡ります!
やはりミッチと言えば頭脳戦ですね。
それだけでなく、もう見ることはないと思っていた光景がたくさん盛り込まれていて、満足感が凄いことになっています (笑)

次にドライブ編。
重加速を操ることができる、謎の怪盗アルティメット・ルパン。
どうやら、サイバロイド ZZZ (スリーゼット) という強化ロイミュードのボディを手に入れたことにより、不老不死や重加速を操る力を得たとのこと。
そんなルパンから特状課に挑戦状が届きます。
そのターゲットは英雄の証、つまり「仮面ライダーの称号」です!
狙うものが粋ですね (笑)
と言うことで、ルパンとドライブは戦うことになります。
圧倒的なルパンの力を前に、苦戦するドライブ。そこに魔進チェイサーが現れ、共闘することになるが……という感じです。
今回、進ノ介は見たことがないくらいのピンチになります。
そこから立ち直る姿は、ちょっとホロリときてしまいました。必見です!
見たことのないライダーもチラチラと登場します。もしや新ライダー!?
また、謎解き要素も少し含まれていますので、お楽しみに。

そして、ストーリーがミックスされる最後。
メガへクスがサイバロイド ZZZ を取り込み、最強の生命体になってしまいます。
そして、今回「初めまして」状態の鎧武とドライブ。
無事に共闘できるのか? という次元ではなく、かなり意気投合した感じ。
お約束の交換変身もぶっ飛んだ内容になっています。
最後はフル CG で鎧武とドライブが、何とも微笑ましいことに……。
いつもとは違い、温かい目で見守ってしまうこと間違いなしです (笑)

と言うことで、文字通り「笑いあり涙あり」となっている当作品。
鎧武ファン、ドライブファンともに、ぜひ見ていただきたいと思います!

★ 今回のポイント ★
・相手の記憶を解析する能力
・変身できなくなったはずのキャラクターが変身!
・ライバルとの、夢の共闘
・犯人を当てるという、謎解き要素
・新ライダーがチラチラと登場

[仮面ライダー × 仮面ライダー ドライブ & 鎧武 MOVIE 大戦フルスロットル]
■ 監督: 柴崎貴行
■ 出演: 竹内涼真、内田理央、綾部祐二、佐野岳、志田友美
■ 配給: 東映

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