映画レビュー 43 [ダークナイト ライジング]


映画レビュー第 43 回は [ダークナイト ライジング] です。

バットマン 3 部作のラストを飾る作品ですね。
これで終わってしまうかと思うとちょっと悲しい感じですが、ジョーカーとの戦いを終え、何となく悪者扱いになってきたバットマンがどうなるのか、すごく気になります。
しかしこのシリーズ、正直もっと早くに見ておきたかったですね。アイアンマンやキャプテン・アメリカといったマーベルシリーズとは違った面白さがあります。
表現もちょっと大人向けなんでしょうか? マーベルコミックが少年ジャンプなら、バットマンの DC コミックはヤングジャンプくらい? よく分からない? (笑)

はい、では [ダークナイト ライジング] のレビューに行きましょう。

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



ジョーカーと戦った前作から 8 年。
バットマンは何と、引きこもり生活をしていました。えらい長いな……。これまでの戦いのせいか、体もボロボロのようです。まぁ確かに、仕方ないですね。
そこに、バットマン ビギンズのときの師匠に同じく弟子入りしていた兄弟子的な存在で、メカニカルなマスクが印象的なベインという男が現れ、悪さを始めます。
そう、今作のストーリーは [ダークナイト] と言うより [バットマン ビギンズ] の続編になっている感じですね。
このベインの脅威を何とかせねば、と思い立ったブルースは、8 年振りに再びバットマンとして立ち向かうことを決意します。マジっすか? 杖ついてますが?
でまた、その兄弟子ベインが強い強い (汗) 特に何もドーピングしていないのに、特殊スーツを着たバットマンを凌駕しています! どんだけー? というのは置いといて、予告編にもある通り、コウモリのマスクを奪われるくらい負けてしまうんですね。ブランクもありますから仕方ないですが、最悪な状況……。生きているだけでも幸せです。

どん底まで落ちてしまったバットマン。そこからどう這い上がるのか? 世間で悪者として扱われている立ち位置をどう挽回するのか? つまり、ダークナイトはライジングできるのか? ということが、この作品の本題になってきます。

もうひとつ、今作にはキャットウーマンという怪盗が登場します。ブルース邸に忍び込むことから関わりが始まり、とてもややこしい存在ではありますが、ついにバットマンにも一緒に戦ってくれる人が現れるわけですね (泣) 孤独な戦いばかりではなく、立体的な戦いを楽しむことができます。こちらも要チェックですよ!

と言うことで、一度消えてしまったバットマンは見事な復活を遂げることができるのか? そして再びゴッサムを救うことができるのか? ぜひ確かめてください。

★ 今回のポイント ★
・ストーリーは前作ではなく、前々作 [バットマン ビギンズ] の続きになっている
・前々作で薬物攻撃、前作で速攻捕まってた人 (スケアクロウ) もまた出てた?
・8 年間引きこもっていたバットマンは復帰できるのか? ライジングできるのか?
・これまでは孤独だったが、キャットウーマンがついに参戦?

[ダークナイト ライジング]
■ 監督: クリストファー・ノーラン
■ 出演: クリスチャン・ベール、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール
■ 配給: ワーナー・ブラザーズ

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