映画レビュー 42 [ダークナイト]


映画レビュー第 42 回は [ダークナイト] です。

名前だけでは分かりにくいですが、[バットマン ビギンズ] に続く、バットマン 3 部作の 2 作目です。”バットマン” の冠がタイトルから外れてしまいましたからね。
監督の強烈な意図を感じずにはいられません!

そして「あれ? ヒロインのキャストが変わってる?」というのは置いといて (笑)
「バットマンの悪役と言えば?」で必ず頭に浮かぶジョーカーが今作の相手です!
ついに来ましたね~、待ってました。
古い話ですが、ゲームボーイ版の [バットマン] を子ども時代にプレイしたときに、ジョーカーが敵だったことを思い出しました。あの白い顔、すごくインパクトがありましたね。

では、[ダークナイト] のレビューです。

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



バットマンの宿敵として有名なジョーカー、猟奇的な殺人をくり返すだけの存在なのかと思いきや、メチャクチャ頭がキレるため、脅迫や駆け引きなどの展開がスゴイです! 常に先回りして、裏をかいていますね。
そのジョーカーもバットマンと同じく、異星人でもなければ超人でもない、ただの人間です。そんな非常にモロい等身大のふたりが戦うことも、また魅力なのかと思いました。
前作とは違い、目をそむけたくなるグロいシーンや怖いシーンも少しだけありましたが、ありのままの奇人ジョーカーを演出するには欠かせないところでしたね。

もうひとつ見どころを挙げるとすれば、タイトルであるダークナイト (闇の騎士) とは対照的なホワイトナイト (光の騎士) が登場します。地方検事のデント。バットマンやジョーカーとは違い、法律を武器に戦う街のヒーローです。この真面目一直線なホワイトナイトと奇人ジョーカーという対照的なふたり、正義と悪は、一体どういうバトルをくり広げるのか? 正義を貫き通すことができるのか? これも目が離せません!

それにしても、ほかの悪役が全員普通の恰好なのに「なぜジョーカーは顔を白く塗っているのか?」というのは分からずじまいでしたね……残念。トランプのジョーカーのマネをしているのか? としか思えませんが、それで日常生活が送れているのか? という疑問が消えないままです (笑)

最後に、正直なところ始めは [バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生] を見るための前知識を仕入れるために見ないと、くらいにしか考えていなかったのですが、ホントに面白い! そしてこの続きが見たい! そう思いました。[ダークナイト ライジング] が楽しみです♪

バットマンとジョーカー、そしてデントの戦い、これはホントに名作ですよ!

あ~、私も急がないとバットマン vs スーパーマンが上映終了になっちゃうな (汗)

★ 今回のポイント ★
・バットマンの宿敵ジョーカーが登場!
・前作の薬物攻撃する人 (スケアクロウ) も出てた?
・正義とは? そして悪とは? 表裏一体なのか?
・ジョーカーが何度も仕掛ける、巧妙な駆け引き
・なぜバットマンというタイトルが「ダークナイト」になったのか?

[ダークナイト]
■ 監督: クリストファー・ノーラン
■ 出演: クリスチャン・ベール、マギー・ジレンホール、ヒース・レジャー、マイケル・ケイン、アーロン・エッカート
■ 配給: ワーナー・ブラザーズ

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