映画レビュー 46 [シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ]


映画レビュー第 46 回は [シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ] です。

前回の [バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生] でかなりの感動があったので、今回も [MX4D] で見てきました。

さてこの映画は、キャプテン・アメリカ 3 部作のラストになります。
世界最初のヒーローと呼ばれたキャプテン・アメリカ。そして私自身、ヒーロー映画のなかでも 1、2 を争うくらい好きなキャプテン・アメリカとアイアンマン。予告編を見る限り、両者が戦ってるじゃないですか! と言うことで、どのような結末になるのか凄く楽しみでした。
その割には、レビュー書くの遅すぎない? って感じですが (汗)
では、レビューに行きましょう!

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



今回は何でもめてるのかな~、何で困っているのかな~。
と思いながら見ていると、どうやらテロを阻止しようとした際、一般市民を巻き添えにしてしまったようです。
ドラゴンボールなんか見ていると島ごと吹っ飛ぶシーンがたくさんあるので、「なぁんだ、それくらいかー」とか思いそうになりましたが、アベンジャーズ 2 作のときでもかなりの破壊をしてしまっているので、リアルにそろそろヒーローなのか破壊者なのか、という議論になるのでしょうね。日本のヒーロー作品では想像もできない展開。

そしてついに、アベンジャーズを国連の管理下に置く、という流れになってしまいます。
「世界を救うのに指示を待つのか? ありえない」とキャプテン。
「その正義が危険なんだ」とアイアンマン。
結果、アベンジャーズは見事にふたつに分かれてしまいます。
キャプテンらしいと言えばらしいですね。自分の正義を貫けないなんてありえない。
対するアイアンマンは、社会人の頂点にも立つ男。国に逆らっても仕方がないので、一番うまくやっていくための方法を選びます。
それだけだと何とかなるかもしれませんが、キャプテンには親友であり、洗脳がうまく解けていないウィンターソルジャーの存在があります。これがチョコチョコと悪いことをするので、メンバーの関係性がさらにこじれてしまいます。

ハルクとマイティ・ソーは? と思いましたが、この二人が出てきてしまうと、グチャグチャになるか、すぐに戦いが終わってしまいそうなので、出てこなかったんでしょうね (笑)

さてこのような逆境のなか、キャプテン・アメリカはどのような道を進むのでしょうか?

ちなみに映画の途中、ひとつ大事なことに気づきました。
「あれ? MX4D だよね、これ。いつからか、何も動いてくれない…… (汗)」
そう、最初の 1 時間くらいは機嫌よく動いていたシートや館内のランプなどが、いつの間にかすべて止まっているじゃないですか! もはや、ただの 3D 映画になってるし……。
しかも、右隣のカップルが映画中ずっと中国語でしゃべってるし! 激おこですよ。
なんてことないアメリカンジョークでも「ブッ!」と噴き出して笑うし、人物が出てくるたびに「誰々が出てきた!」みたいなことでずっとしゃべってる。ホント最低限のマナーくらい勉強してから来てくれ、と思います。
そんなことを気にしていたら、映画の内容が入ってこない入ってこない (泣)

それで映画終了後、スタッフさんに MX4D が動いていなかったことを伝えたところ、いわゆるタダ券 (もちろん MX4D もタダ) をくれました。もう一度この映画を見たかったですが、「なんかもういいや」と。次の映画に使います。なんか今回はハズレくじだなぁ……、映画は面白かったんだけど。

しかし、大半の人が何も言わずに帰って行きましたね。
動いていないのに気づかなかったのか? 泣き寝入りか?
絶対に言った方がいいです。次の回に見る人も壊れたままになる可能性が残るし、MX4D って安い映画じゃない (3,400 円) ので。

後半の出来事のレポートが長くなっちゃいましたが、そんなこともあるんだな、という社会勉強になりました。ぜひご参考ください。

と言うことで、完全正義を目指したキャプテン・アメリカの行く末を、ぜひみなさんの目で確かめてください! 「そうか、結果こうなるのか~」というラストが待っているでしょう。

★ 今回のポイント ★
・国連の管理下に置かれるかどうかでチームが分かれてしまう
・洗脳の解けきっていないウィンターソルジャーが、引き続き登場! キャプテンをこれでもか、と言うくらい困らせる
・アベンジャーズの仲間同士でバトル
・スパイダーマンとアントマンもバトルに参戦!

[シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ]
■ 監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
■ 出演: クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、セバスチャン・スタン、チャドウィック・ボーズマン
■ 配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

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