映画レビュー 50 [ドクター・ストレンジ]


映画レビュー第 50 回は [ドクター・ストレンジ] です。

コツコツと続けている間に、何と 50 回目になってしまいました。
この記事を書き始めてから 50 作も見た、ということになりますね (汗)
そう考えたら、けっこう映画を見てきたんだな~。

さて、今回はドクター・ストレンジ。
名前からしてもヒーローっぽくないですよね。なんか内容もジメジメしていそう。大丈夫なのかなぁ、なんて思ったりして……。
しかも、いつも楽しみにしている「3D MX4D 字幕版」がない!? (in なんば)
「3D MX4D 日本語吹替版」はあるのに、なんでやねん (泣) 需要の差か……。
そんなことを言っていても仕方ないので、仕方なく「3D IMAX 字幕版」で見に行ってきました。

あ、前置きが長くなっちゃうので、レビューに行きましょう (汗)

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



「天才外科医が魔術? 何がどうしてそうなったの?」

まず最初にそう感じるのではないでしょうか?
「私は魔術なんて信じないぞ!」と真っ先に言いそうですよね。(いや、ちゃんと言ってたかも……) 逆に言えば、ワラにもすがるほど深刻なことが主人公のストレンジに起きていた、ということ。 (理由は伏せておきますね)
今まで人に頭を下げたこともないような天才が、まったく分からない魔術を教わろうというのですから、まぁ苦労します (笑) そして怒られる怒られる。
――と、そうこうしながらも何とか魔術を習得するのですが、そんな強大な力が悪用されないはずもなく、ほどなくして敵の魔術師が目の前に現れます。

時空をもゆがめてしまうような、見たこともないような魔術と魔術の戦い。
魔術を習ってまで叶えたかったストレンジの願いは叶うのか?
そもそも魔術の師匠は何者? 立ちはだかる敵の目的は?
と、これらの答えはぜひ自分の目で確かめてほしいと思います。

あとひとつ、
監督が「1時間を越す IMAX 仕様の映像がある」と (こちらの動画で) 言っているだけあって、3D IMAX で見たときの感動がスゴイです!
IMAX をかんたんに言えば、超大型のスクリーンに、包み込むようなサウンド。
「ただ大きいだけの映画じゃないの?」と私も思っていたのですが、ぜん……っぜん違いました!
視界のほとんどがスクリーンになり、かつ背景や人物の大きさも等身大 (かそれ以上) に見えるため、映画の中に入り込んだような感覚になるんですね!
そこに加えて 3D な訳ですから、もう開いた口が塞がらないですよ!

「いやいや、VR の方がいいんじゃね?」と思われがちですが、映画と VR の関係についてはスピルバーグ氏が興味深い話をこちらでされています。
かんたんに整理すると、VR で全方位を見せたところで、映画は「見てほしいシーン、聞いてほしい会話」があるので、よそ見されても困るんだよねぇ……という意見。確かにナットク。よくよく考えてみたら、映画に VR のような自由度はジャマかもしれませね。
自分がよそ見をしている間に会話が進んでいた、なんてサイアクです (泣)

話がそれましたが、とにかく IMAX サイコー (笑)
なので、この作品は「あとで DVD 借りて、家でゆっくり~」とか「スマホでレンタルして、電車内で~」ではなく、3D IMAX で見られるうちに絶対見てください!
間違いなくドクター・ストレンジの世界に入り込めます。体験しなきゃソンですよ!!

★ 今回のポイント ★
・天才外科医が、真逆の領域だと思われる魔術を習得して大活躍
・そしてなぜ、天才外科医が魔術を習得することに? という興味深いストーリー
・魔術によって時空がゆがめられ、今まで見たことのない景色でのバトルが始まる!!
・IMAX を意識して撮られた映像が、映画の世界に入り込ませてくれる!

[ドクター・ストレンジ]
■ 監督: スコット・デリクソン
■ 出演: ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムス、ティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、マッツ・ミケルセン
■ 配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

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