映画レビュー第 49 回は [スター・トレック BEYOND] です。
前に [シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ] を見たときの MX4D 不具合によりゲットした、TOHO シネマズのタダ券が有効期限ギリギリになっていたので、それを使って行ってきました。
(ちょっと、いやかなり記事の公開が遅くなりましたけど……)
ちなみにスター・トレックシリーズを見るのは今回が初めて。
本気で “スタート・レック” かと思っていたくらいです……。(今思えば “レック” って何だよ!?)
また、”BEYOND” とは「彼方へ」という意味のようです。
こんな機会でもないと、なかなか見に行かないであろうジャンルだったので、ちょうどいい出会いでした。まぁ素人すぎて、シリーズ 3 作目だということさえ知らずに見てましたが…… (汗)
では、レビューに行きましょう。
※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。
「仲間の宇宙船が遭難してしまったので、救助してほしい」という避難信号を受信するところから、この作品のストーリーは始まります。
そこでカラーラという異星人を救出し、いっしょにカラーラ (カニみたいな顔) の仲間を救出に行くのですが、その途中でドエライ攻撃を受けることになります。
虫の大群のような無数の小型艇が主人公カークたちの乗るエンタープライズ号に衝突! 一気に食いつぶされるように破壊されていきます。ここの迫力は凄いです!
そしてカークは船を捨てることを決意。先に仲間たちを脱出させると、自分も近くの惑星に不時着します。もちろん、仲間たちとはバラバラ。
そんななか、エンタープライズ号を取り戻すために探索を続けるカークたち。
そして突然現れ、助けてくれたジェイラーという原住民。彼女の目的は?
また、救出したカラーラとその仲間たちは何者?
そんな感じで、まったく間延びすることなくグイグイとストーリーが進んでいきます。
私が全体的に受けた印象としては、とにかくレトロな感じ。
その原因の 8 割はカーク艦長の眉毛の太さと、スポックのパッツン髪型、青・赤・黄色のベタな制服デザインのせいだと思いますが (笑)
そのレトロさと未来のイメージとがうまく合わさることで、懐かしくも夢のような空間が生まれるのかなぁ、とマジメに考えたり。
あと、今回ももちろん MX4D で見ましたが、3D で何かが目の前に飛んできたり、ものすごい高所で縮み上がらされたり、宇宙船の動きに合わせてシートがガンガンに動いたり、ということはあまりなかったように思います。う~ん、ちょっと残念だな。
そんな訳で、シリーズ 3 作目でありながらスター・トレック初心者でも十分楽しめましたが、登場人物の背景を知っていればもっと楽しめたかな~と思います。まぁ、スター・トレック自体 13 作目らしいので、当たり前か (笑)
と言うことで、私のようにスター・トレック初心者 (未経験) のかたは、ぜひ見てください!
レトロ感にはまったく見合わず、興奮間違いなしです!
★ 今回のポイント ★
・全体的に感じるレトロ感からは想像できない、宇宙船での戦いや格闘などのアクションが目白押し!
・たびたび使われる瞬間移動のタイミングがスリル満点! (笑いもアリ)
・見知らぬ惑星に放り出され、身も心も限界のなか探索を続けていくキャラクターたち
[スター・トレック BEYOND]
■ 監督: ジャスティン・リン
■ 出演: クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ソフィア・ブテラ、イドリス・エルバ
■ 配給: 東和ピクチャーズ