映画レビュー 71 [シン・エヴァンゲリオン劇場版:||]


映画レビュー第 71 回は [シン・エヴァンゲリオン劇場版:||] です。

今度こそ、本当に本当にラストを迎えましたね。
これまでに 2 回、TV アニメと (いわゆる旧) 劇場版でラストは見ましたが、そのときは「これで終わり、なのか……」という、どこかまだ終わっていないような空気が感じられました。
しかし、今度こそは「これは確かに完結したな」とはっきり言える内容でした。

ではでは、レビュー? へ進みましょう。

※ 予告編以上のネタバレは、書かないよう考慮しています。
といつも言いますが、今回はちょっと難しい (何も書けない) かも……。


1995 年 10 月、TV アニメとして始まった新世紀エヴァンゲリオン。
当時、毎週かかさず見ていました。
シンジと同じ 14 歳ではないにしろ、かなり近い年齢だったので、どこか親近感もありました。

あれから 25 年がリアルに過ぎた今となっては、シンジは自分の子どもと同じくらいの年齢です (汗)
時間が経ちすぎてマヒしているのか、途中で序や破といったリビルドが行われたからなのかは分かりませんが、そんなに待った感じもなく、スッと作品の中に入っていけました。すごいですよね。

さて、前作 Q のあとに生き残った人々が住む集落「第 3 村」。
ここで、シンジたちは、意外な人物に出会います。
何と言うか、見ているこっちが一気に時間の流れを感じる瞬間。
その後も、レイがまさかの○○をしているシーンなど、平和な時間が続きます。

まさか、このままこの村でみんなと平和な余生を……。

いえいえ、さすがにそれはない (笑)
ここからは、お待ちかねの急展開!
さあ行きましょうとばかり、どんどん作品に引き込まれていきます。

途中参加してきたマリはいったい何者?
レイは? アスカは?
NERF は? WILLE は?
ゲンドウのイメチェンメガネは?
なぜ初号機と初号機が戦っているの? 初号機なの?
そして、作品のゴールはどこ?

もう怒涛の展開です。
そこへ宇多田ヒカルの曲ですから、もう最高!

この作品を終わらせるのに、スタッフの方々は相当な苦悩をされたと思います。
25 年にも渡り、とても楽しい作品をありがとうございました。
もうお礼しか出てきません (汗)

また、これで本当にすべてが終わったのかというと、正直まだまだ謎の部分がたくさん残っています。スピンオフ映画も考えられますが、監督の性格を想像するに、ないような気がします。終わりと言ったら終わり! みたいな。

ということで皆さんも、長く続いたエヴァンゲリオンを完結させるため、劇場へ Go です!
私は大阪なんばに行きましたが、密な感じもまったくなく、安心して見られました。

★ 今回のポイント ★
・「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」というキャッチコピーが、確かにうなずける。
・25 年の時を越え、ついに作品が完結する。

[シン・エヴァンゲリオン劇場版:||]
■ 総監督: 庵野秀明
■ 出演: 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、宮村優子、坂本真綾、石田彰、ほか
■ 配給: 東宝、東映、カラー

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