映画レビュー 16 [ヱヴァンゲリヲン 新劇場版: Q]


映画レビュー第 16 回は、[ヱヴァンゲリヲン 新劇場版: Q] です。

前回、前々回のレビュー作品 [ヱヴァ~: 序] [ヱヴァ~: 破] の続きです。
三作続けて見たので、ヱヴァの世界に入り込んだまま、記憶もかなり新しい状態で見ることができました。内容が非常に複雑なので、私のアタマだと、1 か月も空ければ復習が必要なくらい忘れてしまっていたと思います (汗)
ふぅ、良かった良かった。でも、4 作目が公開される頃には、すべて忘れて……。
そ、それでは、ご紹介します。

二作目までは、ストーリーが再構築していると言っても、一応テレビ版の流れを踏襲していた感じでした。ですが、今作はもう「完全新作」と言ってもいいくらいの新展開!!
正直な感想、「見て良かった」と思います。
次々出てくる用語はあやふや、主要キャラクターの目的や意図もなかなかハッキリしないのは相変わらずですが、テレビ版や旧劇場版と比べて、非常に分かりやすい展開。
細かいことは分からなくても、ストーリーがググッと大きく進んでいくので、これまでのように完全に置いてけぼりではなく、きちんと流れに乗って行くことができる、そんな感じです。
しかし、3 作目からてしまうと、さすがに完璧に置いて行かれると思いますので、きちんと 1 作目から見ることをオススメします。
1 作目は、所々がテレビ版と変わっているなぁ。
2 作目は、半分以上が変わってるなぁ。
そして3 作目は、全然違うじゃん!
なので、気分的にも順番に慣らしていくのがいいかと思います (笑)

と言うことでこの 3 作目、見事な旧作の壊しっぷりを、ぜひ見てほしいと思います。

★ 今回のポイント ★
・目が覚めると、耐え難いくらいの変化が起こっている
・サングラス、バイザー、眼帯など、目を見せない人が多く、見ている側にも若干の不安を与える
・首輪を付けられ、誰かがスイッチを入れれば、いつでも自分は死んでしまうという極限状態
・かつての仲間たちが方向性の違いにより、戦い合うことになる
・初めて 2 人で 1 台のヱヴァに搭乗
・決死で遂行したことが、完全に裏目に出る

[エヴァンゲリヲン 新劇場版: Q]
■ 総監督: 庵野秀明
■ 出演: 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、宮村優子、坂本真綾、石田彰
■ 配給: ティ・ジョイ、カラー

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