映画レビュー第 15 回は、[ヱヴァンゲリヲン 新劇場版: 破] です。
前回のレビュー作品 [ヱヴァ~: 序] の続きとなるタイトルです。
ちなみに私は、序・破・急の 3 部作だと思っていたのですが、4 部作 (序・破・急・||) だそうで、最後の文字に読みは無いとのこと。
あと、エではなく「ヱ」、オではなく「ヲ」なんですね。隅から隅までこだわりを感じます。
とりあえず言えることは、前作よりも怖い! (笑)
シンジ君も慣れてきて、アスカも加わって、雰囲気が良くなったかと思いきや、テレビ版から進化を遂げた使徒に全部持って行かれる感じです。
「こんなに強かったっけ!? こんなに凄い敵だったっけ!?」
また、新しいパイロットや、新しいエヴァも登場するしで、かなり新鮮な気持ちで見ることができます。
逆に言うと、テレビ版との違いを楽しむ映画でもあるのかもしれないですね。これはみなさんにも、ぜひ違いを確かめてほしいと思います。
「よくこんなに原作を破壊できたなぁ。「破」だけに?」
と思えること間違いなしです! 正直、凄いです。
★ 今回のポイント ★
・前作の、とあるシチュエーションを、前とは違うキャラクターで再度行う
・仲間との協力を余儀なくされる敵
・落下してくる敵の着地点を目指して走る際、次々と変形し、走るエヴァの足場を作り出していく地面 (というか街)
・他人のエヴァに搭乗する
・自動操縦による無感情な攻撃と、リミッター排除によるパワーアップ
・厳重な防御壁を、一撃ですべて破られ、状況が一変
[エヴァンゲリヲン 新劇場版: 破]
■ 総監督: 庵野秀明
■ 出演: 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、宮村優子、坂本真綾
■ 配給: クロックワークス、カラー
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