映画レビュー第 10 回は、[宇宙刑事ギャバン THE MOVIE] です。
ゲームレビューに続き、こちらも 10 回を迎えることができました。
ありがとうございます。これからもがんばりますよー!

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。

さて今回、あのギャバンが 30 周年を記念して、単独映画として復活しました。スーパー戦隊や仮面ライダーが盛り上がっているなか、メタルヒーローがあまり出てこないので心配していましたが、満を持して出てきましたね。ホッとひと安心 (笑)

もう本当に、ギャバンが出てきた瞬間は、シビレました!
ましてや、途中で主題歌が流れたときなんて、映画館で歌ってましたよ (笑)　一条寺烈 (当時の主役のかた) が変身するときの「蒸着!」のかけ声や、必殺技のシーンなんかは、適格に当時を思い出させてくれます。

そしてとにかく、新旧ギャバン同士のやりとりがアツい!
ヒーローの原点とも言うべき点を突いてきますが、普通にサラリーマンの私の胸にも刺さりました (笑)　ちょっとウルッとくる感じです。このアツさ、現代にこそ必要な感情だな、とマジメに思ったりして……。

ほかに印象的だったのは、ギャバンのふたりが、凄くいい声だったこと。カリスマ性があるって言うのでしょうか、胸に響く声です。これがヒーローの素質なんでしょうね。

そして忘れてはいけないのが、シャリバンとシャイダーですね。一応、友情出演なので、3 分出演するかしないか程度ですが、こちらもまた、懐かしさ満点です。3 人並べば、もうピッカピカ (の一年生) です!

最後に、気になるかたもいると思いますので、映画館の雰囲気について。
私は、仕事帰りの 20:00 に行きましたが、私も含め、館内はオッサンオンリーでした。なので、「ヒーロー映画なんて、恥ずかしくて行けないよ」と思っているかた、ご安心ください。ひとりでも平気で行けます (笑)　土日の明るい時間はちょっと分からないですが、夜中なら問題ないと思います。
昔見ていたかたは、見ないと損です!
歌詞のとおり、
　♪男なんだろう　グズグズするなよ
ですよ、ホント (笑)

★ 今回のポイント ★
・ヒーローの世代交代という形で、30 年前のキャラクターが再び登場!
・初代ギャバンと二代目ギャバン (type G) の、夢の競演
・敵の強さが 3 倍になる、危険な空間 (魔空空間) に引きずり込まれる
・過去に登場した敵の、怨念で形成された鎧をまとった敵
・過去の首領をよみがえらせようとする

[宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]
■ 監督: 金田治
■ 出演: 石垣佑磨、永岡卓也、滝裕可里、森田涼花、大葉健二
■ 配給: 東映