映画レビュー 19 [アイアンマン 3]


映画レビュー第 19 回は、[アイアンマン 3] です。

ストーリーは、[アベンジャーズ] の続きになっていましたが、今回で初めてアイアンマンを見る、というかたでも問題なく楽しめるようになっていました。強いて言えば、「なぜ胸に機械が埋まってるの?」という疑問くらいでしょうか……。けっこう大きな疑問ですけどね (笑) まぁそれは 1 作目の [アイアンマン] を見てください。

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



それにしても今回は、「さらば――アイアンマン。」というキャッチコピーが刺さりますね (泣) 個人的には終わってほしくないんだけどな……、なんて思いながら映画館に行くと、本編が始まる前に、予告として [マイティ・ソー] と [キャプテン・アメリカ]、[アベンジャーズ] の続編情報が挿入されて大喜びしちゃいました (笑) 楽しみですね~、ホント。
あ、アイアンマンのことは忘れてないですよ。

さて肝心のアイアンマンですが、なんと「マーク 42」になっていました! 作りすぎ!! 鉄人 28 号も作りすぎだと小さい頃は思っていましたが、超えました。しかも 1.5 倍。カップ焼きそばみたいな比率です……。
そしてそのマーク 42 は、何とパーツごとに制御できるようになっていました。「右手だけ飛んで来い!」とか「右足だけ外れろ!」といった感じです。この設定が、バトルシーンなどにより深みを与えてくれていました。心理的にも、片手と片足しか装着されていないと、やられないかドキドキしますね (笑) すべて装着したときの安心感と言ったら……。
また、遠隔操作ができるようになっていたことも印象的です。そう考えたら、アーマーもかなり改良されてますね。マーク 1 が懐かしいです。

あと全体的に感じた点は、あまりメカメカしくなかったところでしょうか。
上記のとおり、主人公もパーツだけ装着するというシーンがけっこうあり、顔が見えている時間が長いこと。もうひとつは、敵役がメカを使用しておらず、改造人間であること。
人物の表情が見えるということは、その時々の感情が分かりやすくていいな、なんて思いました。どことなく精神的に疲れている感のある主人公でしたが、表情がたくさん見られることもあってか、今回は今までで一番、人間クサく感じました。

と言うことで、個人的に超オススメのアイアンマンシリーズ。
ぜひ見てほしいと思います。3D だと、さらにアーマーの装着シーンなどが迫力倍増です!!

★ 今回のポイント ★
・アーマーを、パーツごとに自由に着脱できるようになった
・そのため、右手と左足だけで攻撃したり、故意に右足だけ外したりと、いろんな攻防のバリエーションが見られる
・遠隔操作も可能になったため、実は中に入っていなかった、ということも……
・ド派手にカラーリングされてしまったアーマー、ウォーマシン……
・メカと強化人間の異色な戦い
・42 体もあるアイアンマンが、ほぼすべて集結 (最新型はマーク 42)
・キャッチコピー「さらば――アイアンマン。」のとおり、アイアンマンとの決別がある

[アイアンマン 3]
■ 監督: シェーン・ブラック
■ 出演: ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ガイ・ピアース
■ 配給: ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

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