映画レビュー第 21 回は、[獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック] です。

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。

去年に続き今回も、大阪の [アポロシネマ 8] で舞台挨拶を見てきました!!

竜星さん (レッド役) は、自己紹介でさっそく噛んでました (笑)
「キョウリュウレッド、桐生ダイゴ役のりゅう…… (ガリッ)」
まぁ、確かに言いづらいですね。
それにしても、イイ声をしています。関係ないですが、個人的に好きな声質です。

斉藤さん (ブラック役) は、メンバーのなかで最も冷静だったかもしれません。
常にマイクを持ち、会話の流れをコントロールしている姿が印象的でした。
「お母さんたちの声 (こんにちはの挨拶) が聞きたいなぁ～」と、少し甘えていましたけど (笑)

金城さん (ブルー役) は、選手宣誓を早口でやっていました。
が、もちろん噛んでしまい、やり直してました (笑)
「我々は、キョウリュウマンシップに乗っ取り、正々堂々と～」という感じです。
パーマの印象から、TV では少しガッチリした感じに見えていたのですが、本物はメチャ顔が小さく、スラリとしていたのでビックリ!

塩野さん (グリーン役) は、ホントに「ミスなし」という感じで、キレイにまとまっていました。
さすがです。年齢がダブルスコア以上の私にも、マネできません (泣)
しかし若い!　そして落ち着いている!　こんな学生になりたかった……　orz

今野さん (ピンク役) は、ところどころ大阪弁で話してくれました。
こういうのには弱いです、はい (笑)
がしかし、自己紹介を忘れたまま話し終えてしまい、ツッコミの嵐に巻き込まれていました。
それで顔が真っ赤になっていたのが、相当かわいらしかったです!

丸山さん (ゴールド役) は、ござる語ではなく、現代語で話していました。
そして、映画館の名前を言おうとしてド忘れしてしまい、
「あべの……?　あべの映画館に来てくれて～」
とまぁ、エンジン全開でした (爆)

自己紹介のあとは、なななんと、映画のエンディングダンスを生で披露してくれました!
しか～し!　丸山さんがダンス途中のスピン時に足をグネらせてしまい、ステージから落下!
B 列の通路くらいまで来てましたよ!　そういうファンサービス!?　いやまさか (笑)

ちなみに、恒例の「変身シーンの再現」ですが、今回はありませんでした。とは言え、変身シーンと同じ振り付けがダンス中にあったので、結果的にはサービス満点な内容でした。

また、メンバー同士が会話しているなか、ガブリチェンジャーの羽がパタンと起きてしまい、こっそり手で 2～3 回ほど戻していた丸山さんが忘れられません (笑)
もう途中からは丸山さん一色です。
「ウッチーがんばれ!」の温かい声援も響いていました。

そんな感じで、見どころ満載の舞台挨拶でした。
と言うことで、レビューに入ります。

今回は、キョウリュウジャー初の単独映画です。
舞台挨拶でも言われていましたが、かなり演技にも気合が入っている感が伺えます。

また劇中では、絶大な人気のアイドルによるライブシーンがあったり、敵の武器が楽器にもなったり、映画用のエンディングダンスがあったりと、音楽的な要素が盛りだくさんです。
そのせいもあってか、キョウリュウジャーのイメージ通り、かなり明るい作品になっています。
個人的にも、かなり元気をもらえる作品になっているなぁ、と感じました。

そのほかにも、バイクアクションやバトルシーン、所狭しといつもより多めに登場する獣電竜など、目が離せない内容!

ちなみに舞台挨拶のなかで、本編とエンディングダンスの収録時間が同じくらいだと言っていただけあって、この映画でのみ使うにはもったいないくらいのダンスでした (笑)

そんな感じの劇場版キョウリュウジャー。約 30 分と短いながらも、最初から畳みかけられるような濃い内容になっています。ぜひ劇場で見て、元気をもらってほしいと思います!

★ 今回のポイント ★
・最初から最後まで、音楽的な要素が満載!
・不思議な力を秘めた歌を歌うアイドルの登場
・正体不明のキョウリュウジャーが敵として現れ、キョウリュウジャー VS キョウリュウジャーに!?
・強制カミツキ合体という技で、抵抗する獣電竜と強制的に合体
・大事なときに電池の残量がなくなり、変身できない状態に
・エンディングダンスの途中に、ウィザ……!?

[獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック]
■ 監督: 坂本浩一
■ 出演: 竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史
■ 配給: 東映