映画レビュー 23 [トゥームレイダー]


映画レビュー第 23 回は、[トゥームレイダー] です。

2001 年の作品なので今さら感が漂いますが、新作のように書かせてもらいます (笑)
今作は、同名のアクションアドベンチャーゲームを映画化したものですね。何だかリブート (作り直し) が決まったという情報もちらほら出ています。
そしてそのゲームは私も知っていますが、プレイしたことはありません (汗) 買おうと思ったことはあるのですが、プレイする時間が確保できる気がしなくて……。ですが、「あ~、これがゲームになっていたら面白そうだな」と思えてしまう、なかなか爽快な作品でした。

※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



ちなみにこの映画、私は冒頭で完全にハマりました。
「あれ? 思っていたのと違う?」
そんな感情を最初に抱かされます。
トゥームレイダーの意味的にも「墓荒らし」であり、大きな墓を荒らして宝を奪い、墓の怨霊と戦う、というようなイメージを勝手に持っていたからでしょうか。
でもそこにはカラクリがあって、
「なぁんだ、そういうことか (笑)」
ということには落ち着きます。ですが、その時点で映画の世界にグッと入り込んでしまうことになりました。この冒頭部分は実際に作品を見てもらいたいと思いますが、「上手いなぁ~」という感じです。

そして、目玉はライバルとのバトルと駆け引きです。
同じ墓 (ダンジョン?) にそれぞれ違う入り口から同時に潜入。あるときは戦い、あるときは協力し……といった感じで、あっと言う間に時間が過ぎていきます。
やはり「奪う」系の映画は、「奪い合い」になる展開の方が白熱しますね!

あとはアンジェリーナ・ジョリーの魅力と言うのでしょうか。
当作品のために相当なトレーニングを積んだらしく、アクションも決まっています! なかでも、逆バンジー (上下にビヨンビヨン) の状態で敵をバッタバッタと倒していく姿は圧巻です!!
2 丁拳銃をガンガンぶっ放すシーンも、かなり爽快。

そんな感じで、同名のゲームが好きなかたも、知らないかたも、一度見てほしいと思います!

★ 今回のポイント ★
・超アクティブなお嬢様と、メカニックと執事というデコボコなメンバー
・5000 年に一度のビッグイベントと連鎖して発生する、超レアなシチュエーション
・突然、15 時間以内に達成しなければならないミッションが課される
・ライバルと時には戦い、時には協力しながら、目標達成を目指す

[トゥームレイダー]
■ 監督: サイモン・ウェスト
■ 出演: アンジェリーナ・ジョリー、ノア・テイラー、イアン・グレン、ダニエル・クレイグ
■ 配給: 東宝東和

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