[禁煙セラピー プラス] を読んで、再び禁煙生活へ!


私は以前、たばこを 11 年間吸っていました。

しかし、徐々に本数も増え、ついには 1 日 30 本 (1 箱半) を吸うようになっていました。
このままではダメだと思い、当時ブームになっていた [禁煙セラピー ] という本を何気なく読んでみたのですが……、何ともあっさり禁煙できてしまいました (笑)
「あれれ? 読んでいたら、たばこを吸う意味が分からなくなっちゃった……」
という感じです。ウソみたいなホントの話。

それから 7 年の間、禁煙生活は続きました。
別にたばこを吸いたい気持ちはなく、まだまだ余裕で禁煙できた自信はありましたが、とあるキッカケで禁煙を解除することに……。
 (そのときの残念な記事はこちら)

でも、当時はかんたんにやめられたし、7 年も続いたんです。
「また、すぐにやめられるよね」
と思いながら、禁煙するのですが、失敗すること 10 回以上 (汗)
1 か月やめては喫煙、2 日やめては喫煙、4 か月やめてはまた喫煙。挙句は 1 週間でまた喫煙……。
甘く見ていました。全然やめられません……。

「当時は、どうやってやめたんだっけ?」
と悩んでいたとき、あの本のことを思い出しました。
「そうだ、もう一回読もう!」

実は禁煙 5 年目くらいのとき、「もう読むこともないかな」と思い、本を捨ててしまっていました。なので、翌日さっそく書店に走って探すことにしました。
当時の本は見当たりませんでしたが、”プラス” がついてパワーアップしていました (笑)
その名も [禁煙セラピー プラス] です!



もう、これが最後の砦。
迷いゼロで買いましたね。
そして、再び読みました。

ホント、すごいですね!

読むのは二度目ですが、おかげでたばこへの執着がすっかりなくなりました。
ちなみに、あまり本を読むのが早くない私でも、この本は 4 時間程度で読めました。

この本のコンセプトは、かんたんに言えば次のような感じだと思います。

たばこをガマンする方法を頭に叩き込むのではなく、「たばこなんてまったく必要ない」と心から思えるようになれば、禁煙は成功する。

また、私の心に残っているフレーズを少しご紹介します。

“ノンスモーカーの状態になりたくてたばこを吸っている”
たばこを吸うとどうなるか。イライラがなくなりますね。でも、ノンスモーカーの人はそんなイライラをまったく持っていません。
と言うことは、我々はたばこを吸って、ノンスモーカーの (イライラがない) 状態に少しでもなろうとしているんですね。しかしそれも、1~2 時間しか持ちません。
ホント、バカな話ですよね。吸わなければいいのに (笑)

“禁煙に成功する (もう吸えない) ことを、不安に思う必要はない”
確かに、禁煙すると言うことは、たばこと完全にサヨナラすることです。
禁煙に成功しちゃったら、もう吸えない。いいのかな……。
言われてみれば、私もそういう不安を持っていた気がします。
ですが、たばこにメリットはひとつもありません。
肺ガンや心筋梗塞をはじめ、あらゆる病気の可能性を気にすることもなくなります。
夜中、たばこの残数に怯えることも、においを気にすることもなくなります。
そう考えると、禁煙にはメリットしかない! ということですね。
抱えている悩みのほとんどは、たばこを吸うことによって発生しているものでした。

“たばこの代替品は、まったく必要ない”
禁煙すると、何だか手や口がさみしくなってしまい、ガムやお菓子を代わりに食べたりしがちです。
しかし、インフルエンザが治ったときに
「さみしいなぁ。何かインフルエンザに代わる病気はないかなぁ……」
なんて考える人は間違いなくいません。
よって、たばこをやめたからといって、代替品に手を出す必要はまったくないということ。
おっしゃる通りです (笑)

、。
落ち着いた、低めのいい声で約 30 分間、本の内容を聞かせてくれます。
目をつぶって聞くのが本筋らしく、途中で意識を失っても (寝ても) いいとのこと。
私も例にもれず、後半は意識がとんでました (笑)

と言うことで、再び禁煙生活に突入することができました。
自分の力で禁煙にチャレンジしたときとの違いは、「たばこが心の底から不要なもの」として感じられるようになっていることです。

私なりの言葉で言えば、
「自分の苦手な食べ物を、おいしいと自分に言い聞かせて毎日食べようとは思わない。」
そんな感じでしょうか。
こういう気持ちになれた時点で、もうほとんど成功だと思います。

今まで禁煙に何度も失敗されているかたは、この本を心からオススメします!

あと、これは持論なのですが……、
本気で禁煙を考えるのであれば、誰かに借りるのではなく、自分の財布からお金を払ってください。
借りた本は、読まなくても自分は痛みませんし、ついつい軽い気持ちで読んでしまいます。
なのでぜひ、みなさんには本気で読んでほしいと思います。

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