去年 (2015 年) のちょうど今頃に [25mm F1.8] の単焦点レンズを買い、これまで 1 年間「ウェ~イ! ウェ~イ!」と喜んで撮っていました。ほぼこの [25mm F1.8] 1 択で。
(そのときの記事はこちら)
それに加えて、ダブルズームキットに付属していた [14~42mm F3.5~5.6 II R] と [40~150mm F4.0~5.6 R] もあるので、「日常生活だと、これ以外のレンズは要らないよね」なんて思っていました。
だって、おおよそ 1~10 倍ズームの範囲をカバーできるし、ボケ写真も撮れますからね。「レンズ沼なんてハマらねぇよ♪」と。
しかぁ~しっ!! ( ゚Д゚)
先日、これらのレンズを持って、とある夜の野外コンサートに行ってきましたが、単焦点だとまぁ届かない (小さい)。望遠ズームだと距離は OK ですがボケが得られず、そして (フラッシュ禁止なので) とにかく暗い。
まぁスマホよりはきれいか……と思いながら撮っていたのですが、手持ちのレンズではどうにもならないシチュエーションに出会ってしまった瞬間でした。
なるほど、こうやってハマっていくのかな? と少し気づく……。あの頃は若かった。
そして、「こういうシチュエーションで使えそうなレンズって、あるのかなぁ~?」と思ってネットを調べてみたら、バッチリありました。やっぱりね (笑)
しかも神レンズと呼ばれている、[M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8] という単焦点レンズです。
このレンズ、ハイグレードポートレートレンズと公式に書かれているだけあって、ネットの評判も相当高いのですが、お値段も相当高い (;´・ω・)
かれこれ 2 週間くらい財布と相談 (ひとり会議) しましたが、ひとつくらい神レンズを持っておきたい。その実力を確かめてみたい。何よりも 75mm という難しい距離 (常時 5 倍ズーム状態) のレンズを使いこなしてみたい。
その思いが消えなかったので、覚悟を決めてポチっちゃいました。かっこよく書いていますけど、ちょっと震えていたような気がします (汗)
結果としては、大大大満足です! ボチボチな借金 (分割払い) を背負っちゃいましたケド、外出が楽しくて仕方ない状態になってしまいました!
「とにかく出かけて撮りたい」という気にさせられるレンズです。
常時 5 倍ズーム状態という何とも難しい距離感の代償に、規格外にキレイな写真を残してくれます。この駆け引き、この手のかかり様がたまりません。
(スプラトゥーンでスクイックリンを持ったような距離感。分かるかな~ (笑))
そんなことを語りだしたらキリがないので、ここらで開封・解説にいこうと思います (笑)
左がレンズの箱で、右が別売りフードの箱です。楽しみ楽しみ♪
レンズの箱を開けると、中はレンズ本体と取扱説明書、保証書の 3 点のみとシンプル。
かっこいい! メチャかっこいいですよ、このレンズ (´;ω;`)
[25mm F1.8] のようにプラスチックではなく、しっかり金属でできています。まぁ値段が値段ですからね。なので持ったときの質感も最高! 「いいものを持っているなぁ~」という感覚に酔えます。
写真では見えないかもしれませんが、レンズのリアキャップも取り外ししやすいものが付いていました。でもこの [レンズリアキャップ LR-2]、別売りでも手に入るんですね。全部のレンズに欲しいなぁ~。
そしてこちらが、別売りの金属レンズフードと、付属のレンズキャップ。
レンズフードも、レンズ本体と同じ材質でできているようです。
「はて、右のキャップはなぜ付いているの?」と思いましたが、きちんと理由がありました。あとで説明しますね。
このレンズフードは、レンズにネジで締め付けるように取り付けます。
その締め付け部分はこんな感じ。(先ほどのレンズを上下逆さまにした状態)
ネジを締めると、細く大きい C の形をした金属が締まってきます。(むむむ、表現が難しいな……)
レンズにフードを取り付けた状態。レンズが長くなっちゃいますけど、相当かっこいいですよ、これ。フードもネジで締め付けていますが、特に傷がつくような感じはありません。気にする必要はないと思います。何よりもこのネジがかっこいい!
満を持して、愛機の [PEN Lite E-PL5] に取り付けたの図。
ホワイトのボディにはシルバーのレンズが合いますね。
少々重いという意見もネットにはありましたが、普段ネックストラップで首からつるしている私でも気になりませんでした。むしろ、つるしているときにレンズが下を向いてくれるので、すれ違いざまに「子どもに当たるかも!?」みたいな心配がなくなって助かります。
さらにフードも付けた状態。
「ちょっと大きいかなぁ……」と私も心配していましたが、実際に持ってみると意外に大丈夫でした。それどころか、この存在感がたまりません。決して「買わなきゃよかった」と後悔するようなサイズ感ではないのでご安心ください。
この流れで OM-D が欲しくなるかどうかは、運を天にまかせますが (笑)
場面は変わって、フードを付けたまま付属の [レンズキャップ (内つまみ式) LC-58C] を付けた状態。
このキャップを外そうとしたとき、「あ~、そうか!」と気づきました。
次のような従来のキャップだと、
人人人人人人人人
> 指で外せない!! <
YYYYYYYY
ということになる、と気づきました (笑) だから内側につまみが付いたキャップをわざわざ付けていたんですね。メチャンコ納得。
そしてこちらはレンズフードを上下逆さまに付けた状態。持ち運びのときは、こうやって付けておけばジャマにならないですね。
最後に、またまたレンズ保護フィルターはマルミ光機さんの [My Color Filter] を買いました!
正直、レンズフードを付けているとこのフィルターの色は見えませんが、フードを上下付け直すときに見えるちょっとした色 (チラリズム) が好きです (笑)
と言うことで神レンズを見事に買ってしまった訳ですが、まさかこんなに凄いとは思いませんでした。クセの強さを軽く凌駕する実力を持っていますね。ホント、今まで何を撮ってたんだ!? と思うくらいキレイな写真が撮れます。距離はかなり要りますが、それくらいはがんばろうじゃないですか (笑)
長くなったので、実際に撮った写真やレンズ比較については次の記事にしますが、とにかく別次元の写真が撮れる神レンズであることは間違いなし!!
PEN や OM-D ユーザーであれば、ちょっと無理してでも持っておきたいレンズですね!! 買っちゃえば楽になりますよ~ (笑)
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