映画レビュー 55 [猿の惑星: 聖戦記 (グレート・ウォー)]


映画レビュー第 55 回は [猿の惑星: 聖戦記 (グレート・ウォー)] です。

とうとう猿の惑星の新シリーズも、これで完結!

しかし、今回は残念ながら、いつもの映画館が IMAX 2D での上映。
IMAX 3D でやっているところはないかと探しましたが、遠いので諦めました。
MX4D なら同じ映画館で上映していたんですが、最近はすっかり IMAX 派なもので。
でも正直、IMAX (映画の世界に入り込んだと錯覚するくらい大きなスクリーン) で見れば、2D でも臨場感バツグンでした!
2D か 3D か――なんて、映画を見ていたら完全に忘れていましたし (汗)

ではでは、レビューに行きましょう!

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



今回は、前作から 2 年後の世界。
人間と猿との全面戦争が続くなか、猿たちは森の奥深くに隠れていました。
しかしある時、森を捜索していた人間たちに数匹の猿が見つかってしまいます。
仲間を守ろうと猿たちも正面から戦い、そして敵である人間を捕獲。
猿のボスであるシーザーは、その人間兵士に「人間が攻めてこなければ、猿たちは何もしない」ということを大佐に伝えるよう言い、逃がしてしまいます。
「大丈夫か? 猿の居場所がバレるぞ!」と見ている側も思いますが、平和的解決を猿の方から提案した訳ですね。

「このままでは猿の惑星になってしまう!」
そう思って戦争を続ける人間に、シーザーの心は届いたのか?

案の定、人間たちは夜襲を仕掛けてきました。

次々と殺されていく仲間たち……。
さすがのシーザーにも、ついに復讐の心が生まれてしまいます。

(前作でこらしめた、悪い猿の) コバと同じになってしまった……。
そのようにシーザーは自覚します。

「ここからは、自分ひとりで行く」
復讐の心にとりつかれ、ひとり動き始めたシーザー。
人間と猿。互いの未来はいったいどうなってしまうのか?

この結末はぜひ、みなさん自身で見届けてください!

あと、前作では「男と猿ばかりで花がない!」と言ってしまいましたが、それが伝わったのか、今作では人間の少女がひとり出演しています (笑)
この子がどのように歴史に影響していくのか、というところも必見です!

★ 今回のポイント ★
・ほとんどの人間が死に絶えた世界
・シーザーに、人間への復讐心が芽生えてしまう!
・人間の少女がひとり、猿たちに混じって行動。彼女は一体!?
・地球は、猿の惑星になってしまうのか!?

[猿の惑星: 聖戦記 (グレート・ウォー)]
■ 監督: マット・リーヴス
■ 出演: アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、アミア・ミラー
■ 配給: 20 世紀フォックス

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