[HHKB Professional JP Type-S] は間違いなく最高峰!


つ、ついに買っちゃいましたよ!

最高峰のキーボード [Happy Hacking Keyboard]。
そのなかでも、最上位の [Type-S] を (震えながら) 買っちゃいました!
悩んだあげく、キーは日本語配列です。
 
 

Majestouch に REALFORCE と来れば、あとはこの HHKB。
「でもキーボードに 29,700 円とか、あり得ないですよね (汗)」
「キー少な過ぎやしない?」
と思い、いったんはスルーしました。
それから1 か月、Amazon やブログのレビューを見まくる生活が続き、
「あぁ、もう逃げられないな……」
と思い、
「分かった、買うよ! 買いますよっ!」
と覚悟を決めたものの、2 週間くらい [注文する] ボタンが押せないという有り様 (笑)
しかし、今は
「もっと早く買えばよかった~!」
と後悔するくらい満たされています。

それでは、恒例の開封式へ――。
そのあと、じっくりレビューしていきますね。
ちなみにこの文章は、今回購入した Type-S で入力しています (最高!)

まずは、外箱。
想像していた通り、小さくかわいらしいです。
このように、手でつかめそうなくらいの大きさで、「ホントに入ってる?」と疑ってしまうくらい軽いです。
HHKB

内容物です。
キーボードに加え、1.8m の USB ケーブルと [取扱説明書]、[安全上のご注意] が入っていました。
HHKB

ババーン! 待望のキーボード本体を開封!
これを買うのに、どれだけ悩んだことか……。
HHKB

本体の右上に、さりげなく [Type-S] と印字されていますね。
これが最高級の証でございます。
サ・スーン・クオリティーッ! (古)
HHKB

キーボードの上側面には USB の差込口と、キーボードのモードやキーコードを変更できる DIP スイッチがあります。
HHKB

キートップが、シリンドリカルステップ構造という独特のカーブを描いています。
ほとんど意識せず使っていますが、おそらくこれじゃなかったら「何だよ、押しにくいなぁ (怒)」って思うんでしょうね。
HHKB

スタンドの立て方により、キーボードの傾きを 2 段階で調節できます。
立てないという選択肢を入れると 3 段階ですね。
どこかで読みましたが、スタンドを立てると手首を上側に不自然な形で曲げないといけないため、手首に良くない。と言うことで、私はスタンドを「立てない派」です。
スタンドを立てる意味は、キートップの印字を見やすくするためらしいですよ。
HHKB
HHKB

ちなみに、私はパームレストも置かない派です。
理由は、以前購入した REALFORCE の取扱説明書に「タイピング中は手首を浮かせて操作しましょう。」と書かれていたため。
それを信じて以来パームレストは使っていませんが、何も困りませんし、腕も疲れません。
パームレストとは一体、何だったんだろう……という状態です。

では続いて、1 週間ほど使った感想をまとめてみました。

■ 打鍵感
これが間違いなく、最重要な内容かと思います。
なぜなら、
「店頭 (ヨドバシ梅田) で実物に触れられないから (泣)」
Type-S ではない無印の機種は試し打ちできたのですが、Type-S に限っては見ることもかないません。なので、ネットで数々のレビューを読み、打鍵感を想像するしかありませんでした。
人によっては「無印より軽い」「いや重い」など様々。もう何を信じてよいのやら――。
そこで、実際に購入して触った感想をお伝えします。
 
キーを押した感じ (押下圧) は、家にある REALFORCE の All 30g よりほんの少し重い程度。店頭にあった無印の 45g よりも圧倒的に軽いです。言うなれば 35g 程度かな?
店頭で触った無印の 45g が重すぎて嫌だったので、個人的には大当たりでした!
さらに、高速タイプをするとノート PC のキーボードでは誤入力ばかりでしたが、HHKB はキッチリ入ってくれます! さっすが静電容量無接点方式!

一方、静音機構の特徴でしょうか、キーを押したときに「カサッ」という抵抗があります。これは Cherry 静音赤軸 (通称、ピンク軸) を触ったときと同じような感触で、最初は少し嫌でしたが、すぐに心地よいものに変わりました。
ちなみにキーの重さは、ピンク軸の方が圧倒的に重く感じます。
  
■ 静音性

タイプ音は、家にある Cherry ピンク軸と比較しましたが、ほぼ変わりません。
 なので、次の動画を参考にしてもらえればと思います。

また、メチャクチャ静かなのかと聞かれるとそこまででもないですが、「カチャカチャ」という高めの音が鳴らないだけでも大助かりです。
たいていのキーボードは、キーを押したときよりも指を離して戻るときに「チャッ」という高い音がします。それがホントに静かでした。
もう、家にある REALFORCE がうるさく感じるくらいです。

■ 日本語配列か? 英語配列か?
これについては、カンタンです。
ひとつは、職場で使うキーボードのため、ほかの人も私の机で HHKB を使う可能性が出てきます。なので、だれもが混乱しないように日本語を選びました。
もうひとつは、職場の Windows 7 では管理者権限がないと英語配列を使えないこと (泣)
Windows 10 では、カジュアルに変更できるようなのですが、現状の環境ではムリでした。
まぁ、職場では日本語配列にしておいて間違いはないですね。
「英語配列にしてみたい!」というチャレンジ精神はポッキリ折れましたが (笑)

 ■ キー配列 (実際に使ってみて)

・ファンクションキー ([F1] や [F2] など) がない!
究極のコンパクトさを追求した結果、ごっそり削られたキー。
私が普段よく使っていたファンクションキーは、ファイル名変更や Excel のセルを編集するときの [F2]、検索関係に使う [F3]、カタカナ変換の [F7]、半角英数変換の [F10] でした。
ファンクションキーを使うには、通常 [Ctrl] キーの位置にある [Fn] キー + [数字] キーを押します。[Fn] キー + [7] キーで [F7] 扱いになる、ということですね。
セル編集の [F2] だけは「あぁメンドクサイ」と思いますが、あとは特に問題ありませんでした。そのうち慣れてしまうような気もします。
ちなみに [Fn] キーは、左手の小指ではなく、左手小指の付け根で押せます。
試しに、普通のキーボードの [Ctrl] キーを左手小指の付け根で、[2] キーを左手の薬指で押してみてください。違和感がなければ大丈夫です。

・[半角 / 全角] キーの位置に [Esc] キー!
最初の 2 日くらいは、何度か日本語入力に切り替えようとして Esc キーを押しています (笑)
それで、Web フォームに入力中の文章がスカッと消えてしまい、「ガッデーム!」と思いましたが、だんだん慣れてきました。心配いらないです。

・[Z] キーの左下、Windows キーの位置に [半角 / 全角] キー!
最初は左手小指で押していたので大変でしたが、今は [Fn] キーと同様、左手小指の付け根を使って軽快に押しています。

・[Caps Lock] の位置に [Control] キー!
これが一番のミソ?
いままでは [Ctrl] + [V] などを押すとき、[Ctrl] キーを押すためにホームポジションから左手小指をグッと下ろさないとダメで、かつ指を開くのもつらい感じでしたが、この位置に [Ctrl] キーがあると何て楽なのでしょう! 慣れてしまえば感動モノです (笑)

・[Delete] キーがなく、[Fn] + [BackSpace] キーで代用!
これは個人的に、ほとんど気になりませんでした。
[Delete] キーは、文字入力のときに頻繁には使いません。
Excel で選択セルの内容を一発で消したいときか、ファイルをゴミ箱送りにしたいときくらいでしたので、さほど混乱せずに使いこなせました。

・日本語配列では [Z] [X] [C] 列のキーが少しずつ左にズレている
さまざまなレビュー記事に「すぐ慣れる」とありましたが、これは半信半疑でした。
しかし、実際に使ってみると、不思議なことにほとんど気にならない!
あえて言えば「[N] キーが少し左かな?」「[B] キーが少し右かな?」というくらい。
「いやいや、[Ctrl] + [X] などを押すときに違和感があるんじゃない?」
とも思っていましたが、[Ctrl] キーの場所自体が違うため、まったく問題なし (笑)
これは [Ctrl] キーの位置に救われましたね。
なので、これを理由に購入をためらっているのであれば、忘れた方がいいです!
冷静に考えれば、HHKB がそんな使いにくい配列を採用する訳がありませんよね。

■ デメリット

これはみなさんも書かれているとおり、普通のキーボードに戻ったときに脳内がゴチャゴチャになってしまうことですね。
「あ、[半角 / 全角] キーは左上だった (笑)」
「ファンクションキーや [Delete] キーを押すときに戸惑ってしまう (汗)」
でも、それも最初だけかな? と思います。
1 週間もすれば、HHKB ではこう、REALFORCE ではこう、みたいにしっかり使い分けている自分がいました (笑)
ただ、「家の REALFORCE も HHKB (の配列) に変えたい」という願望は生まれたかもしれません (笑)

と言うことで、HHKB Type-S の「買わなければ分からないギモン」を含め、私の感触をお伝えしました。
整理すると、こんな感じ。
・値段で迷っているなら、「早く買えばよかった」と超後悔します!
・キー配列で迷っているなら、すぐに慣れます!
 このクセモノに乗りこなす感じが超気持ちいい (笑)
・押下圧は、私の体感で 35g でした。超軽快です!

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私も経験しましたが、ホントにまったく後悔はありません。
まさに最高峰のキーボード!
これ以上ない満足感が待っていますよ!


    

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