映画レビュー 48 [X-MEN: アポカリプス]


映画レビュー第 48 回は [X-MEN: アポカリプス] です。

X-MEN シリーズも、ついに 9 作目。
1、2、3、……あれ? 8 作目じゃないの?
と思ったのですが、何と何と! 少し前に上映していた [デッドプール] が X-MEN シリーズだったなんて (汗) 知っていたら絶対 4DMX で見に行ったのに (泣)
そう言えば、CM でコロッサスが出ていたような気もするけど、もっと X-MEN シリーズであることをアピールしてほしかったなー。
 ( ノД`)シクシク…

さ、さて、それではレビューに行きましょう。

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



数万年前に生まれ、自身が老いる度にほかのミュータントに魂を移し、ラー、クリシュナ、ヤハウェなどと呼ばれて生き続けてきた世界最初のミュータント、アポカリプスが今回の相手になります。しかも、転移元のミュータントが持っていた能力を引き継ぐことができるという、何だかラスボスっぽい設定です。
そう言えば、昔あった格闘ゲーム [X-MEN VS. STREET FIGHTER] のラスボスもアポカリプスでした。めっちゃロボットでしたけど、一応あれと同一人物のようですね――。まぁ、いろんな姿に変わりながら生きてきたんだったら、途中がロボットでもアリかな? (おいおいw)

そしてそのアポカリプス。魂を移す儀式の最中に反乱軍がジャマをしたために、長い間生き埋めの状態となっていましたが、別のカルト集団がアポカリプスの復活を成功させてしまいます!
「よく成功したな」という気もしますが……。
復活したあと、カイロ (エジプト) の街を見ながらこう言います。
「お前たちは道を見失った」と。
状況判断、早過ぎない!?
しかし、そんなことから新しい世界を築こうとするアポカリプスと、それを阻止しようとするミュータントたちとの戦いが始まります。

ミュータントたちはさまざまな能力を駆使してアポカリプスと対峙しますが、その中でも際立った能力を持った人物を見つけます。そしてアポカリプスは、その能力を得るために魂を移す儀式を行おうとしてきます。果たして、次に目を付けられた人物 (ミュータント) とは――。
ってな感じですね。

本作はアベンジャーズとは違い、精神的な戦いもけっこう入ってきますので、同じヒーロー作品でも雰囲気が違って面白いと思います。X-MEN シリーズをまったく見ていない、もしくはミュータントって何? というかたには厳しいかもしれませんが、過去 8 作の流れを知っていないとダメ、という訳ではなかったですね。 (大声では言えませんが、私も過去 2 作しか見ていません……)
なので、X-MEN を少しでも知っているかたには、ぜひぜひ見てほしいと思います!
第 1 作目の [X-MEN] につながるストーリーなので、損するどころか、逆に過去作品が面白くなること間違いなしです!

★ 今回のポイント ★
・本作のストーリーは、シリーズ第 1 作である [X-MEN] につながる
・世界最初のミュータント、アポカリプスが登場!
・クイックシルバーの例の見せ場、今回もあります!
・ウルヴァリンの姿が見えないが、登場するのか?
・演出が凝っていて、3D で見たときの感動が多かった
・大胆な衝撃や傾きがたくさん練り込まれ、MX4D がすごく活きていた

[X-MEN: アポカリプス]
■ 監督: ブライアン・シンガー
■ 出演: ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、オスカー・アイザック、ソフィー・ターナー、ジェニファー・ローレンス
■ 配給: 20 世紀フォックス

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