映画レビュー 58 [ブラックパンサー]


映画レビュー第 58 回は [ブラックパンサー] です。
 
以前の作品 [シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ] に突然出てきたヒーロー、ブラックパンサーの単独作品が来ましたね!
これまでは、ヒーローごとの単独作品をいくつか作ってから集合作品にしていたと思うのですが、[ワンダーウーマン] や本作のような、逆のパターンが出てきたようです。
謎のキャラクターのまま、先に集合作品でいい感じに暴れてくれるので、これまでとは違った期待感がありますね。

ささっ、それではレビューに行きましょう!

※ 予告編以上のネタバレは、極力書かないよう考慮しています。



[シビル・ウォー] で起きたテロにより父を失い、急きょ王位を継承することになったティ・チャラが主人公。
彼は、”ワカンダ国王” と漆黒のヒーロー “ブラックパンサー”、ふたつの顔を持つことになります。

そのワカンダは、”ヴィブラニウム” という鉱石によって栄えた、アフリカの超文明国家。
しかし、ヴィブラニウムの存在やワカンダの文明は、ある方法によってすべて隠されています。
なので、世界から見れば、ワカンダはただの農業国。

はい、もうお気づきのように、そんなに隠し続けられるはずもありません。
ヴィブラニウムの存在が思いっきりバレてしまい、悪党に狙われてしまいます。

それを阻止すべく、ティ・チャラはブラックパンサーとして暗躍するのですが、彼はなんとキャプテン・アメリカ級の身体能力を持っています!
それだけではなく、天才科学者である妹のシュリが開発した無敵のスーツがスゴイです! 受けた攻撃をすべて吸収しておき、反撃で一気にお返しできるというチート性能。

そんな無敵のブラックパンサーですが、悪党からワカンダの文明を守り通せるのか? 隠し通せるのか? 国王として、ヴィブラニウムの強大な力をどのように扱っていくのか?
ぜひ、映画を見て確かめてほしいと思います!

ちなみに予告編のムービーでは、残念ながらアフリカ民族的な雰囲気はほとんど見られません。
ですが、本編ではとにかくクールな民族音楽のなか、黒人さんだらけの世界観や民族ならではの儀式、大自然を舞台にしたアクションなどが盛りだくさん!
どっぷりと入り込めること間違いなしです!

さぁ、次は「アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー」だ!

★ 今回のポイント ★
・国王としてのストーリーと、ヒーローとしてのストーリーが融合!
・アフリカ民族を感じさせる音楽や儀式など、独特の世界観!
・古来の民族性と超文明が共存しているギャップ!
・守られ続けてきた国家の秘密を、隠し通すことができるのか?

[ブラックパンサー]
■ 監督: ライアン・クーグラー
■ 出演: チャドウィック・ボーズマン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、レティーシャ・ライト、マイケル・バカリ・ジョーダン
■ 配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
  

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