映画レビュー第 1 回は、[スノーホワイト] です。
※ ストーリーのネタバレは、極力書かないよう考慮しています。
剣と盾を持ち、甲冑を来た白雪姫……。想像できるでしょうか?
そう、今回の映画は「戦う白雪姫」です。このフレーズを聞くだけで、「おいおい、どんな白雪姫になっちゃったの!?」と興味が湧いたかたも多いのではないでしょうか。
元は誰もが知っている、グリム童話の「白雪姫」であるため、非常にとっつきが良い作品だったと思います。
魔法の鏡に「この世で一番美しいのは誰?」と問いかける魔女。しかし、鏡は (ウソをついておけばいいのに) 白雪姫の存在を教えてしまいます。そこから、魔女の執拗な攻撃が始まりますが、もう逃げられない、逃げていてはいけないと思った白雪姫は……、という感じです。
それにしても、魔女が美人すぎて、ついつい応援してしまいそうになるのは何でしょう (笑)
と言うことで、原作との変わり様と、反撃を開始する白雪姫の雄姿。
ぜひ見てください!
★ 今回のポイント ★
・誰もが知っている「白雪姫」を題材にしているため、「戦う白雪姫」というキャッチコピーのイメージもスッと入ってくる
・原作の著作権が消滅しているものは知名度も高く、狙い目か?
(著作者の死後 50 年が過ぎると、著作権は通常、消滅するようです)
・「姫」と「甲冑」という、両極端なものの組み合わせに「ん? なんだ?」と思わせられる
・悪役である「魔女がキレイすぎる」ためか、メインキャラクターの逆転現象 (魔女が主人公のようにも見える) が起こり、どちらも応援してしまいそうなくらい、魔女にも感情移入ができる
・最初は逃げ続ける白雪姫が、終盤は逆に攻め込んでいくという真逆の展開があるため、「よし、行けー!!」と感情が爆発するのが自分でも分かる
[スノーホワイト]
■ 監督: ルパート・サンダース
■ 出演: クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワース
■ 配給: 東宝東和